在住者おすすめ! ニューオーリンズで行くべきレストラン3選

2019.12.25

 

アメリカ南部の街ニューオーリンズといって思い浮かべるのはジャズ、という方も多いでしょうか。しかしニューオーリンズは知る人ぞ知るグルメの街でもあるのです。

代表的なのは何といっても、フランス・スペイン・アフリカ、そしてアメリカの食文化を融合した「クレオール料理」です。

今回はそんなクレオール料理の美味しいレストランを紹介していきます。

 

 

■The Court of Two Sisters

 

 

613 Royal St, New Orleans, LA 70130 U.S.A.

 

フレンチクォーターにあるこちらのレストランでは、ジャズの生演奏を聴きながらクレオール料理のブッフェ形式のブランチが楽しめます。

 

テラス席でジャズの生演奏があるので、ぜひそちらに座ることをおすすめします。席と席の配置にゆとりがあり、草花で彩られたテラス席はとても開放的で、喧騒的なフレンチクォーターにいることを忘れ、優雅で穏やかな時間を過ごすことができます。

 

ブッフェは、前菜・スープ・パン・メインディッシュ・デザートまでそれぞれとても品数が多く、様々なクレオール料理を試せます。

 

筆者おすすめは、コーンブレッドとシーフードガンボ、各種デザートです。

「コーンブレッド」とは、トウモロコシの粉を使って焼き上げた、トウモロコシのほのかな甘みと香りが感じられるパンとケーキの中間のようなものです。食べれば食べるほどその味のとりこになること間違いなしです。

 

ディナータイムもオープンしていますが、あたたかな日差しを浴びながらジャズ演奏とともに優雅に楽しむブランチがぜひおすすめです。

 

ジャズの生演奏は夜遅くからはじめるレストランも多いので、子連れの方にはハードルが高いですが、こちらは午前9時から営業していますし、ブッフェ形式なので待ち時間もないですし子連れの方にもぜひおすすめのお店です。

 

 

■Deanie’s Seafood Restaurant

 

 

841 Iberville St New Orleans, LA 70112 U.S.A.

 

こちらもフレンチクォーターにあるシーフードの美味しいレストランです。ニューオーリンズ最大のメインストリートであるバーボンストリートにもほど近い距離にあり、とてもアクセスのよい立地です。

 

なんといってもおすすめ料理は、シーフードガンボとエトゥフェ(Crawfish Etouffee) です。

ガンボとはクレオール料理の代表格で、オクラやシーフードをたっぷり使った少しスパイシーなスープのことです。オクラのとろみとスパイスが混ざり合った味は絶妙で、後をひく美味しさです。通常お米と一緒に提供されるので、スープといえどこれ一品でおなか一杯になるボリュームです。

 

エトゥフェもクレオール料理の代表的な料理で、Crawfish(ザリガニ)やエビの入ったトマトベースのシチューのようなもの。こちらもお米と一緒に提供されます。

筆者はエトゥフェの大ファンでいろいろなお店を食べ歩きましたが、こちらのお店のエトゥフェは他店とは一味違い、少しクリーミーでCrawfishの出汁が程よく効いていて、食べるとホッとする何杯でもいけてしまうような美味しさです。

 

まわりの席ではたくさんの方が、シーフードのフライ盛り合わせを頼んでいたので、2度目の来店時に頼んでみました。カリカリに揚がったシーフードは味付けもちょうどよく、二、三口目までは「おいしい、おいしい」と舌鼓を打っていたのですが、あまりのボリュームとヘビーさに完食することはできませんでした。

こちらは大人数で行き、少しづつシェアして食べたい一品です。

 

 

■Mother’s Restaurant

 

 

401 Poydras St, New Orleans LA 70130

 

さまざまな種類のケイジャン料理が楽しめる、いつも行列のできるレストランですが、たくさんの人のお目当ては何といっても「ポーボーイ(PO BOY)」。

 

ポーボーイとは、ニューオーリンズのあるルイジアナ州名物のサンドイッチのことです。スパイスを効かせて揚げたシーフードをやわらかいフランスパンに挟み、特製ソースをたっぷりかけたものが一般的ですが、他にもローストビーフやオイスターなど様々な具材を使ったものを目にすることができます。

 

こちらのレストランではエビのポーボーイが楽しめます。

サクッと揚がったエビフライとソースとパンの組み合わせは抜群です。

サイズもレギュラーサイズとスモールサイズがあり、日本人にはスモールサイズでも十分満足できるボリュームです。

 

他にもこちらのレストランでは自家製ハムが有名で、数にも限りがあるので週末ともなればランチで完売してしまいます。日本のハムとはちがい、厚切りでそのボリュームには驚くことでしょう。3種類のサイドディッシュもつき、一人ではとても食べきれないので、2名以上でオーダーしてシェアすることをおすすめします。

 

筆者は数回こちらへ行きましたが、毎回大行列でした。しかし店内は奥行きがあり席数もかなりあるので、回転は速いほうだと思います。

 

まずは行列に並び、カウンターで注文してから席を確保します。筆者は当時1歳半の娘と行きましたが、子供用の椅子を用意してくれたり、店員さんたちは通りすがるたびに娘に声をかけてくれたりと、かなりフレンドリーで、とても居心地がよかったです。

 

 

■(番外編)Willie’s Chicken Shack

 

 

こちらはレストランではなく、ニューオーリンズ地域限定で8店舗展開するフライドチキンのファストフード店です。店内には大音響で音楽が流れ、壁いっぱいにカラフルな壁画。

ファストフード店ながらそのフライドチキンのお味は、数あるフライドチキン店の中でも群をぬく美味しさです。

店員さんたちは早口でぶっきらぼうなので、はじめは二の足をふみますが、勇気を出していってみる価値ありのお店です。

 

サイドディッシュの種類も豊富で、グリーンビーンズや豆の煮込み、フライドポテトなどどれもはずれはないですが、その中でもぜひビスケットをおすすめします。しっとりサクッとした食感と、ほのかな甘さに付け合わせのはちみつのコンビネーションは最高です。

レジでチキンにつけるソースを何種類か選べますが、その中でもおすすめはオレンジ風味のソースです。ソースなしでそのまま食べても美味しいですが、いろいろ試してみるのも様々な味が楽しめておすすめです。

またニューオーリンズのいたるところで見かける、大きいグラスに入ったフローズンカクテルも種類が豊富ですし、チキンにもよく合います。種類が豊富すぎて選べない方には、ニューオーリンズ名物カクテルであるハリケーンを頼んでみてはいかがでしょうか。

 

アメリカ南部のソウルフード、フライドチキン。ニューオーリンズへご旅行の際はぜひ1度はお試しください。

 

ニューオーリンズは食の宝庫。今回紹介したお店以外にも美味しいレストランがたくさんあります。通りすがりに気になるお店があれば、ぜひ入ってみてください。きっと感動する味に出会えるはずです。

YU
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