ちょっと一息。「水の都ヴェネツィア」にある隠れ家的なローカルフード

2020.03.01

 

水の都として知られるイタリアの名所、ヴェネツィア。どこを歩いても日本にはないものを見られる、とでもいいましょうか、行って絶対にがっかりしない場所だと断言します! 今回はそんなヴェネツィア旅行の途中に見つけた、ローカルなファストフード店をご紹介します。

 

 

■ゆったりとしたヴェネツィアの町はずれを歩く

 

 

どこに行くにも基本的にノープランな私ですが、適当だからこそ見つけられるものもあると思っています。 あくまでも思っているだけです。 下調べをすればきっと3倍くらいは楽に観光できると思いますので、渡航前のプランニングをお勧めいたします。(どっち)

 

さて今回は私の「一度は行ってみたい国ランキング」、見事一位を獲得した水の都・ヴェネツィアにスポットを当ててお話していきます。 今回の旅はなんといっても渡航の1週間ほど前に突然決まったもので、「弾丸! ノープラントリップ」という絶妙にダサいテーマでお送りしていきます。

 

とにかく低予算、交通手段は歩き。 というのが今回の旅の裏課題でして、どんなに細い路地でもとりあえず進む。 時間はたっぷりあります。 迷っても、自分たちがそれはルートの範囲内だと言えばそれは迷ったことにはならない。 なにが言いたいのか自分でもよくわかりませんが、 要はヴェネツィア中を隅々まで歩き回っていたんですね。 現地SIMを購入しなかったためマップは使えず。 皆さんにはぜひ現地SIMを購入するか、天下のGoogle Mapの「オフラインマップ」というものを事前にダウンロードしておくことをお勧めいたします。 迷いやすいヴェネツィアの街を比較的スムーズに移動できるはずです!

 

 

■アットホームな雰囲気が魅力

 

 

フラフラと街のはずれを歩いているときにたまたま見つけた小さなファストフード店、その名も「Pizzeria Bar Geko(ピッツェリアバーゲッコー)」。 お店は小さめですが周辺にあまりお店が少ないということもあり、比較的目につきやすいお店です。

 

時刻はお昼の11時過ぎ。やはり小腹がすきます。 この一軒を逃したら次はどこにお店を見つけるか定かではなかったのでとりあえず入店。

 

 

どこか懐かしさを感じる可愛らしい店内と気さくな店員さんたちが迎えてくれました。

お昼時ですがそもそも町のはずれで外にもあまり人がいなかったので、店内のお客さんは私たちのみ。 とりあえずイタリア語で書かれたメニューを手に取りますが、わからなすぎて結局ディスプレイからフォッカチオを選び、唯一読めたアメリカ―ノを注文。

 

こちらのお店はピザ、ハンバーガー、サンドイッチ、スナックなどの軽食を主に扱っています。 ハンバーガーとピザは特にすごく売れるそうですよ。 おすすめされたのにフォッカチオを選ぶ天邪鬼さ。 すみません……。

 

ヴェネツィアの中心街に行くと比較的英語も話せる店員さんがいたりしますが、こちらのお店は完全イタリアン。 ですがわかりやすいように指をさして説明してくれますし、なにせ気さくでかわいくて、もう、なにも問題なし。

 

 

■イタリアのごはんにはずれなし?!

 

 

この日はお天気も良く、窓際の席がとても心地いい。 お店の名前「Geko(ゲッコー)」はイタリア語の 「geco(意味:ヤモリ)」 から来ているようで、店内にもチラチラっとヤモリモチーフのキャラクターが描かれています。 なんでヤモリ……? 理由は謎に包まれたままですが、内装にもこだわりがあって素敵。

 

そうこうしているうちに、温めてもらっていたフォッカチオとアメリカーノが到着。

 

 

計画なしに入ったお店でしたが大正解。 日本で親しまれているイタリア料理といっても結構な種類の料理が思い浮かびますが、 フォッカチオってあんまり日本でも食べたことがなかったので、わくわく!

 

そんなこんなで実食です。フカフカでホカホカ。 なにに似ていると言えばいいんでしょうか、 外生地がもうちょっと柔らかくてフワフワ (某サイゼ○ヤのものと勝手に比較しています)、 中には熱々のチーズとハムが入っています。 写真には収めることができませんでしたが、チーズが伸びる伸びる。 おいしくないわけがなかった。

 

ファストフードの類ですが日本でこれを食べられるなら、毎週食べたいなあと。 一度ハマると狂ったように生活取り入れる派なので……。

 

ピザやハンバーガーもすごくおいしそうでしたが、これは私のお気に入り決定です。

 

 

■旅行の醍醐味とは

 

 

あっという間にコーヒーもフォッカチオもおいしく平らげ、お腹いっぱい。

 

私たちが席についてからすべて食べ終えるまで、 結構たくさんのお客さんたちが出入りしていました。 時刻はお昼の12時すぎ。 出入りするお客さんたちは近所の方なんでしょうか、 皆さんすごく慣れた感じで注文してらっしゃいます。 地元の方たちに愛されるお店こそ、長く続くお店ですよね。 いいなあ、こういうお店……。

 

ところで旅行の際に行くお店を絞ることって結構大事な過程だと思うのですが、 みなさんは話題の人気店を全制覇したい派でしょうか? それとも自分で発掘したい派でしょうか?

 

正直に言って私は両方なんです。 できれば自分で発掘したい派で、 ノープランにその日その時の気分で行くところを決めたい派ではあるのですが。 事前に調べた人気店って、 大体もう多くの地元の方だったり観光客の方たちにすでに知られていて、結構混んでいたりするんですよね。 私はそれが得意ではなくて。

 

ありきたりな人気レストランだけじゃなくて、 隠れ家のようなローカルフードも試してみたい方に、ぜひ一度このお店に訪れていただきたいです。

お店の方が気さくなので、近くの隠れた観光スポットなんかも聞けるかも……!

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