イマドキ女性の理想が溢れた“Sweet Little Things”って? 本格アフタヌーンティー

2020.01.09

 

 

せっかく旅行するなら、おしゃれな写真を撮ってSNSにアップしたいですよね。そんなみなさんにぜひ一度行ってみてほしい、イギリス西部に位置する都市・バースにあるおしゃれなカフェ「Sweet Little Things」についてご紹介します!

 

 

■心が“惹かれる”ポイントって?

 

 

最近よく耳にする「インスタ映え」という言葉。写真を撮るだけ撮って食べ物を捨ててしまったり、いい写真を撮ろうとするばかりに他の人の邪魔になるようなことをしてしまったり。この言葉に対して、ネット上でよくないイメージがついてしまっているのも事実です。

でも私は守るべき最低限のマナーを守れば、自分のSNSにこだわりを持ってそれ用の写真を撮ったり、話題のスポットに友人と足を運んでみたりすることってすごく素敵だと思うんです。現に最近はSNS映えする店内のディスプレイだったり、カラフルな食べ物だったりと、お店側も見た目に力を入れているケースが多くなってきたように感じます。おそらくほとんどの方が、同じ味で違う見た目だったら、綺麗で手が込んでいる方を選んじゃいますよね。これはしょうがないです。

さて、ここで本題ですが、今回ご紹介するこの「Sweet Little Things」、例によって「インスタ映え」が止まらない! と言わんばかりのなんともお洒落なお店です。こちらはイギリスの観光都市バースの、中心街から少しだけ外れたところにあるカフェなのですが、特にウェブサイトなどで調べて見つけたわけではないんですよ。お腹がすいていたのでランチを探しながらフラフラと街を散策していたところ、目についたのがこちらのお店。なぜ目についたかは……次のトピックでお話しさせていただきます!

 

 

■“入ってみたい”と思うきっかけ

 

 

なんとなく横を通り過ぎようとした私たちはそのお店を二度見。いや、とんでもなくかわいい。かわいいってまさにこういうときに使う言葉なんじゃないでしょうか。特に友人と「ここにしようよ!」などの会話があったわけでもなく、スッと入店しました。

決め手は外のおしゃれなテラス席、はもちろんなのですが、ガラス窓から見えた店内がなんとも素敵で。ショーケースに並べられたカラフルなケーキたちとチラッと見えたお花の群れ(?)が私たちに問いかけてきたものですから、もう入らざるを得ません。さあ店内へ入るとそこにはさっそく綺麗なお姉さんたちが。変な意味ではなく(?)本当に麗しいイギリス美女の店員さんたちが出迎えてくださいました。

お店の奥の方のテーブルと手前のテーブルが空いていたのですが、「こちらの大きなテーブルのほうが素敵な写真が撮れますよ」と言ってわざわざ急いで手前のテーブルを片付けてくださって……。奥の席なら片付けずにそのまま座れたのに! なんとお優しい! 

店内に入って数秒でいいお店に出会えたことを確信した私たちでしたが、どんなメニューがあるかを知らずに入ったためまずはじっくりとメニューを読むことから始めます。当たり前ですがメニューはすべて英語で書かれているのでこれは多分こんな感じ! という予想をもとにいくつかに絞りました。

 

 

■試してほしい! 本場のアフタヌーンティー

 

 

周りのお客さんたちがどんなものを食べていらっしゃるのかすごく参考にしたい……と思いチラッとお隣のテーブルを覗いてみると洋風のポットとティーカップに紅茶が湯気を帯びていて、いやあ、すごく素敵……。イギリスでは定番のスコーン×ティーのセット「クリームティー」と呼ばれるものですね。無難にそれが一番いいなあと思いながらメニューを見ていると「アフタヌーンティー」の文字が。

忘れていました。イギリスといえばの代名詞を。アフタヌーンティーをただの紅茶のセットだと勘違いして頼んだ友人が、出てきた“それ”をみてたまげたという話を聞いていたので、その値段とメニューの説明書きを読んでどのくらいのものが出てくるのかは予想ができました。

そのとき私たちはすごくお腹がすいていましたし、なんなら通常でも胃袋のキャパはおそらく人より大きい方なので、迷いもなくアフタヌーンティーを注文。最初は二人で一つのアフタヌーンティーをシェアしようと思ったのですが、メニューには“1人分”の記載が。これは日本だけではないと思うのですが、やっぱり、人数分の料理を注文するのがマナーですよね。ということで、友人は別の種類のクリームティーを注文。違う種類のティーを一度で楽しめるし、実質アフタヌーンティーはシェアできるのでそっちのほうがいい。

すると店員さんに「これ(アフタヌーンティー)結構大きいですけど大丈夫ですか?」と聞かれました。優しい。予想はしていたけどやはり聞いてくれる。大丈夫ですと答え、毎回恒例のお料理が来るまで写真を撮ろうのコーナーが開催されます。

 

 

■見た目だけじゃない! お客さんの心をつかむ

 

 

そして15分ほど待って、届いたお料理に感動。想像どおり見た目が素晴らしく綺麗で美味しそうなアフタヌーンティー。こちらお値段£16.95。その時のレートにもよりますが日本円で2000円くらいでしょうか? 母に言ったら高い! と怒られる気がしますが、なんでしょう、ぜんぜん損した気分にはならないですよね。

俗に言う「インスタ映えフード」ってやっぱり見た目が凝っていて綺麗な分、本来のシンプルなお料理よりはお高くなるじゃないですか。それでお味が「え゛ぇ?!」っていう感じだと悲しいですが、もちろんこちら、おいしすぎました。

一番上がラズベリーと紅茶のケーキにフルーツが添えられているプレートで、真ん中がみなさんお馴染みのスコーン、一番下には“savoury (セイヴァリー)”と呼ばれる主食に近い塩っ気のあるハンバーガーなどがおしゃれに盛り付けられています。

アフタヌーンティーは基本的に、下の段から食べ進めていくのが好ましいです。スコーンが真ん中の段に盛り付けられているのは、味の薄いものから食べるためでもあります。スコーン自体には味はそんなにないですからね、甘いラズベリーケーキを味わう前にぜひスコーンの素材の味を楽しんでくださいね!

そんなこんなで少しずつシェアしながら軽く平らげた私たち。大満足です。店員さんいわく、アフタヌーンティーは全部食べられずに残されていく方が多いので空のお皿をみて嬉しくなった、とのこと。もう! 何回でも来ます!(心の声)

直感に頼ってふらっと立ち寄ったお店がとってもよかった! というのも旅の醍醐味ですね。今回ご紹介したこの「Sweet Little Things」、今のところ店舗はこのバース店のみになりますが、ぜひ機会があれば行ってみてください!

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