「シドニーのグルメ情報が知りたい」
「次の海外旅行の行先を考えている」
この記事は、海外旅行の観光スポットやグルメ情報を求めている方に向けて書かれています。
オーストラリア観光の定番、シドニーのオペラハウス周辺で出会った幻想的な夜景とおいしいグルメ情報を紹介します。
今回の旅の目的は、世界三大美港とも呼ばれる美しいシドニー湾の風景を撮りまくることと、最高のオージービーフを食べることです。本屋でたまたま見たガイドブックに載っていた、オペラハウスとハーバーブリッジが一緒に写った写真をぜひとも自分で撮影したいと思い立ったのです。
シドニーの中心部「サーキュラーキー」は、世界遺産にも登録されたオペラハウスをはじめ、ハーバーブリッジやロックスマーケットなどシドニーの名物観光スポットが集中するエリアです。
シドニーは東京と比べても大変コンパクトな街のため、メイン通りから離れたホテルに宿泊しても1時間も歩けばメインの観光エリアに出ることができます。
写真は「ロックス地区」の海に突き出た先端から、シドニー湾を挟んでサーキュラーキーを撮影したものです。伝統的な建築が残るシドニー湾近辺のエリアと、高層ビルが立ち並ぶビジネスエリアがうまく調和して美しい風景になっているのがわかります。
反対を向くと世界遺産オペラハウスの写真も撮影することができます。
更に、後ろにはハーバーブリッジが見えます。
ロックス地区をぶらりと30分程度歩くだけで、圧巻の風景を簡単に撮影することができるため、大変おすすめです。
歩き疲れたら、ベンチがたくさんあるので休んでみてください。休みながらシドニーらしい風景を楽しんでいると、海からの風が気持ちよく、思わず30分も昼寝してしまいました。
夜は美味しいオージービーフを求めて「NICKSバー&グリル」に向かいます。
数ある夕食ツアーの中でおすすめの店を訊いて参加したのです。
NICKSは海沿いのダーリングハーバーで夜景や夕日を見ながら楽しめるレストランで、外で食べられるスペースも充実しています。潮風を感じながらランチやディナーを楽しめる店として地元オージーにも人気があるそうです。
参加したツアーでは席順が決まってしまっており、私の時は店内に案内されて外が見えにくい向きに座ることになりました。
外で食べられるグループもいたようですので、別途で料金を払っていたのかもしれません。
景色を見ながら食事を楽しみたい方は、ツアーではなく個人で訪れたほうが良さそうです。
ちなみに、外では鳥が食べ物をねだって寄ってくることがあるそうです。
実際に私が入店しようとしたときに叫び声が聞こえたので見てみると、鳥がパンを奪っている光景が見られました。
「NICKSバー&グリル」シーフードの名店としてガイドブックに紹介されていましたが、今回は私の希望を満たしてくれるオージービーフの骨付きステーキの登場です。
肉は焦げ目がきつめについているが柔らかくナイフで簡単に骨から取り外せるほどです。
付け合わせにクリーミーマッシュポテト、その上に赤ワイン仕込みのソースがかかっています。
ソースにはコクがあってほんのりと甘く、濃厚な味のステーキにも良く合います。
ビールと合わせると肉の脂身と炭酸がマッチして、ボリュームに反してどんどん食べ進められます。
食後にはデザートとしてプリンも頂きました。
イチゴが添えられてキャラメルソースがたっぷりかかっています。
海外のデザートは味が濃いというイメージがありましたが、このプリンはあっさりとしていて日本人好みだと思います。ソースが大変濃厚なので、絡める量を調節しながらちょうどいい甘さにして食べると美味しく頂けます。
夕食が済んだらそのあとは自由解散でしたが、ガイドブックに載っている夜景を撮影できる場所の見当がついていなかった私はツアーガイドさんに場所を聞いてみました。
街中から少し離れているため、この時間から1人で行くのは難しいと教えてもらいましたが、何とかして撮りたいとお願いしたところ、ツアー会社への帰り道に近いからと車で案内してもらえることになりました。
到着した場所は、サーキュラーキーの中心エリアから東にある「ロイヤルボタニックガーデン」周辺の道路でした。
シドニー湾に浮かぶオペラハウスとハーバーブリッジが1枚の写真に納まっています。
ガイドブックと全く同じ夜景を無事に撮影することができました。
案内してくれたガイドさん曰く「こちら方面からの写真にこだわった人は少ない」とのこと。
今回はたまたま車で行くことができたので道順は分かりませんが、中心部に比べて明かりはなく人も少ないため、こちらから写真を撮る際は複数人でタクシーを利用して向かうと良いと思います。
あと2つ、中心エリアに戻ってきてから撮影した写真をお見せします。
サーキュラーキーで昼間に撮影した写真の夜の姿です。
シドニー湾にライトアップされた光が写り込んだ幻想的な風景を見られますよ。
当時のシドニーは冬でしたが、気温は約10度。
薄めの上着でも散策に問題はありませんが海風が大変冷たいので、海沿いを歩く際は厚めの上着を着ておくと防寒対策になりますよ。
ツアーの合間に時間ができた際はウォークマンで音楽を聴きながらサーキュラーキー周辺を散策すると地元民の気分を味わえます。ホテル周辺のビル群から海沿いへ抜ける道のりには人ごみも少なく、大都市でありながら田舎のような安心感があります。何も買わずにぶらぶら歩くだけでも十分楽しめます。
もし道に迷っても、現地の人に道を聞くと必ずと言っていい程教えてくれます。
ガイドブックを見ていると地元オージーが声をかけてくれることもあります。
私が出会った人はみんな気さくで、私のつたない英語でも頑張って聞き取ってくれ、やさしい単語で道順を教えてくれました。
オージーとの会話を楽しみながら歩いているとアイスを売っているキッチンカーを発見しました。
散策でお腹はペコペコだったため、すぐに購入決定です。
バニラアイスにチョコをコーティングしてナッツを振りかけたスペシャルアイスクリームです。
チョコ部分がパリパリした食感で食べやすく、濃厚なバニラの味にナッツの香ばしさが加わります。特にバニラの濃い味と香りは、日本では簡単に食べられないかもしれません。ベンチから眺めるシドニーの穏やかな風景も手伝って、最高に美味しいおやつになりました。