シンガポールでローカルな屋台料理を満喫してきました

2020.01.23

 

シンガポールで働く友人を訪ねて、厚かましくも観光案内までしてもらった時のお話です。

「人気の料理を食べてみたいな」という軽い気持ちで向かったのですが、観光地から少し外れたエリアで思わぬ美味しい出会いがあったので、そちらも併せて紹介していきます。

 

シンガポールは全土に地下鉄が発達しており、英語が全く分からない人でもタッチパネルで簡単にチケットを買うことができます。

水道水が飲めるくらい衛生的で治安も良いので、女性だけの旅でも安心ですよ。

 

 

■シンガポール屋台の定番料理を狙って街をぐるぐる

 

 

今回の旅で最初の目標にしていたのが、「シンガポールの定番料理を食べる」ことでした。

友人のすすめにより行列ができる屋台のチキンライスを狙うことに決めました。

狙いはマトンカスラ・グラットンズ・ベイの威南記海南鶏飯または、マックスウェル・フードセンターの天天海南鶏飯に決まりました。

写真は、有名なマーライオン像から5分の位置にある「マトンカスラ・グラットンズ・ベイ」です。夕方から開場になるホーカーで、観光地のど真ん中という立地も手伝って毎日大賑わいです。

狙いの店を探して歩き出そうとしたのですが、あまりの人ごみに動くこともできず、席を取ることもできず、ここでの食事を断念しました。

 

その日の夕食は友人宅で頂くことになり、時間が余ったのでマーライオンの観光へ。

思わぬ形で感動の夜景の数々を写真に収める事ができましたので、お見せしますね。

 

 

マーライオンの撮影スポットから、奇跡的にカメラを動かさずに撮影できた写真です。

マーライオン周辺は観光客がとても多いので、長時間カメラを固定しなければならない夜景モードの撮影は正直骨が折れます。それでも上手くいけばガイドブックに載るような写真を撮影できますので、ここに来た際はチャレンジしてみてください。

 

 

屋上にプールがあることで有名なマリーナベイサンズです。

数あるシンガポールのビル群の中でも、ひと際目立つ豪勢な建物でした。

海に照らされるライトアップの光はうっとりすること間違いありません。

 

 

■シンガポール屋台料理の定番を楽しめたマックスウェル・フードセンター

 

 

マトンカスラ・グラットンズ・ベイで食べそこなった我々は、翌日もう1つの有名ホーカーを訪れました。

チャイナタウンにある「マックスウェル・フードセンター」です。

 

 

何とか席を取れた我々は、数あるチキンライスの店の中で特に行列の長い名店を狙います。

天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice) は人気の屋台街の1つで、マックスウェル・フードセンターにあり、数あるチキンライス専門店でも最も列が長い店の1つです。

見た目は味がついているのか不安になるほど淡白ですが、食べてみると口の中に鶏のうまみが染み渡ります。しっとりとした鶏と、出汁が効いた鶏ガラごはんの組み合わせは病みつきになります。

味に変化をつけるためにと、友人はチリソースやブラックソースと一緒に食べていました。

私も真似てみると、程よい辛みが加わって鶏肉のうまみが一層引き立って美味しかったです。

となりのジュースはサワープラムと呼ばれるもので、梅干しとライムで作られています。

聞いただけで酸っぱく感じそうな組み合わせですが、飲んでみると予想外にさっぱりとしていてチキンライスによく合いました。

東南アジアのジュースと言えばマンゴーやココナッツなど甘いものを想像していたので、酸味が効いたサワープラムは良い意味で期待を裏切られました。

 

 

■チョンバルマーケットで出会った最高の麺料理

 

 

こちらは、市街地から少し離れたチョンバル駅の近くにある「チョンバルマーケット」です。2階がフードコートになっており、1Fでは日本食も買えるスーパーが入っているためシンガポール在住の日本人にも人気のお店です。

友人曰く、ローカルなホーカーほど味も良くて安いことも多いですが、場所と店によって接客はぶっきらぼうで英語があまり通じないこともあります。

実際に利用してみたところ、チョンバルマーケットはややローカルよりといった感じで、中国語がメインで飛び交っていて英語の発音も聞き取りにくく感じました。

観光までのつなぎのつもりで何となく入ってランチにしたのですが、ここで思わぬ出会いがありました。

 

 

プロウン・ミーという中華麺の1種です。

日本語では「海鮮焼きそば」が近いと思います。

プロウン・ミーは店によって味付けや料理方法が様々らしいのですが、この店は焼きそばにスープを吸わせたように水分が多い口当たりでした。

蝦(えび)という漢字とは裏腹に、イカの大きさに驚きます。

イカを始めとした海鮮の味が口いっぱいに広がります。

チリソースを絡めていくと、辛味とイカの甘みがマッチしていよいよ箸が止まらなくなりました。

あまりの美味しさに、シンガポール滞在中に同じ店でプロウン・ミーを3回も食べてしまいました。チョンバルマーケット近くに住んでいた友人に感謝です。

 

不思議な色をしたドリンクはドラゴンフルーツのジュースです。

果実は淡白だと言われているドラゴンフルーツですが、このジュースはわずかな甘みに爽やかな酸味が口の中に広がってたいへん美味しいです。

ほのかにバナナのような味がしたのでミックスジュースだと思います。

トロッとした口当たりも合わさって、プロウン・ミーのお供としてとても良く合いました。

 

 

■プラナカン文化の街、カトン地区で写真を撮りまくり

 

 

数あるシンガポールの観光地の中で、特に興味を引かれた「カトン地区」を見てきました。

プラナカンとはヨーロッパに支配されていた東南アジアに移住した商人の子孫のことです。

プラナカン文化は、様々な国、人種の貿易・文化が交差する場所でもあり、東南アジアで独自の発展を遂げた文化だそうです。

マレー文化、中国文化、ヨーロッパ列強の文化が混ざり合って独特の文化が生まれたと聞きました。

シンガポールのカトン地区では、その文化の一端を垣間見ることができます。

カラフルで独特な形状をしたプラナカン建築群です。

 

私が実際にみた時は、写真でみるよりもずっと華やかな色合いでした。

ヨーロッパ的な建築にアジアっぽい色づかいが見た目にも鮮やかでオシャレです。

それぞれの建物にはタイルで装飾が施されていて、コンパクトな建築ながら重厚感があります。

 

シンガポールにはリトル・インディアやチャイナタウンなど、外国の建築や文化がそっくりそのまま引っ越してきたような街がたくさんありますが、カトン地区はいろいろな国の特徴が合わさっていて非常に新鮮な見た目です。

カラフルな建物だからなのか、女性の観光客も多かった印象です。

プラナカン文化の伝統工芸品やお菓子を売る店もあり、カメラを片手に散策するだけでも1日中楽しめそうです。

タイやフィリピン、ベトナムなど東南アジアを回ってきた筆者ですが、はじめて見るタイプの建築に見とれて1時間ほど歩き回ってしまいました。

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