ウィーンで美味しいシュニッツェルとスイーツに出会った

2020.01.24

 

「ウィーンで美味しいスイーツを食べたい」「ウィーンでオーストリア料理を堪能したい」

オーストリアでの旅行計画に悩んでいる人はいませんか?

この記事は、オーストリア・ウィーンのグルメや観光情報を知りたい方に向けて書かれています。

ボリューム満点の料理から、インスタ映えするスイーツまでとことん紹介しますよ。

 

 

■ルベッラのシュニッツェル

 

 

「レストランに入りたいけど、ドイツ語が分からないし、敷居が高そう・・・」

このように感じてしまうあなたには、「ルベッラ」をおすすめします。ルベッラは、ケルントナー通りにあるイタリアンレストランです。イタリアンと言ってもカジュアルなスタイルで、かしこまる必要はありません。シュニッツェルを始めとしたオーストリア料理も食べられます。日本語表記のメニューがあるので、英語もドイツ語もダメ! という人でも大丈夫です。

場所は国立オペラ座や王宮庭園から歩いていける距離にあります。観光でペコペコのお腹を満たすのにピッタリです。近代的な外観の建物に「LUBELLA」の赤い看板が目立っているので迷いません。

まずは、前菜にパンとスープを頂きましょう。日本語で「揚げスープ」と書かれていました。ちょっと変な日本語ですが、こんがり焼いたパンのような薄い生地が入っています。モチッとした食感と、あっさりした鶏ガラの味が食欲をそそります。一緒に出てくるフランスパンと相性もばっちりです。

続いて、メインディッシュのシュニッツェルです。ドイツで食べたものはカリッと揚げてあるものが多かったですが、こちらは濃い口のタレが目立っています。ジャガイモが細かくつぶしてあるので、豚肉にからめながら食べることもできます。野菜もふんだんに使われているので、「お肉ばかりだと重いかも・・・」と思っている人でもペロッと食べられますよ。

 

 

■ルベッラで食べたザッハトルテ

 

 

さて、メインディッシュのシュニッツェルでお腹が満たされたところで、スイーツを頂きましょう。「ザッハトルテの食べ比べ」をしたい方は、ここのザッハトルテも食べてみてください。ザッハトルテと言えば、もちろん「ザッハー」と「デーメル」が有名ですが、他にも美味しい店はたくさんあります。

ルベッラのザッハトルテの特徴は、日本人の口に合った素朴な甘みです。自分の経験からいうと、デーメルとは全く違う方向性の味に感じました。私が食べたデーメルのザッハトルテは見た目も華やかで、強烈な甘みがありました。舌がしびれるほどの甘みがキツイと思う方もいるかもしれません。

一方で、ルベッラのザッハトルテは素朴な甘さです。盛り付けもシンプルなものですが、デーメルでは別料金の生クリームがしっかり使われているのがポイント高いです。味は甘いのですが、甘すぎない自然な味です。これを食べる人はすでにメインディッシュでお腹が一杯なはずなので、このしっとりとした上品な甘さがちょうどいいのです。

ザッハトルテだけを食べたいならザッハーやデーメル、ランチやディナーのデザートならルベッラと使い分けると美味しく頂けるはずです。

デザートと一緒にさりげなく水を用意してくれるなど、接客も素晴らしいお店でした。

 

 

■グリーヒェンバイスルのサーロインステーキ

 

 

最後に紹介するのは、ウィーンに来たら必ず立ち寄ってほしいレストランです。ウィーンで最古のレストランと言われており、あのモーツアルトやベートーベンも訪れた歴史があります。名前を「グリーヒェンバイスル」といいます。名前の由来は「ギリシャの料理屋」という意味です。なぜギリシャかというと、このレストランがある地域がギリシャとの交易が盛んだった為です。レストランの隣にある赤レンガの教会も、「ギリシャ正教」のものになります。レストランの上に木彫りの人物像が会ったり、建物自体が石造りの壮大な建築であったりと、ウィーンでも屈指のインスタ映えスポットです。観光客もかなり多いですが、レストランに入る前に隙を見て写真を撮っておくことをおすすめします。店内も歴史的な品々が展示されているので、私のような田舎者は終始キョロキョロしてしまいました。

 

ここで頂いたのはサーロインステーキです。20ユーロ以上しましたが、最後の晩餐なので大判振る舞いしました。フライドポテトと刻んだピクルスが見た目にも美しいです。ソースの見た目はこってりしてそうですが、以外にもあっさりしています。お肉が非常に柔らかく、スッとナイフが入っていきます。これを食べる時は、ぜひビールと一緒に楽しんでください。サーロインステーキのうまみが、ビールの苦みで一層際立つからです。2枚もステーキがあるので、がっつり食べたい方には特におすすめします。

ちなみに、ソースは、ポテトにからめても良く合います。

 

 

■グリーヒェンバイスルのどデカいケーキ

 

 

最後に、見た目にもインパクトがあるスイーツを紹介します。

タワーのように高さがあるチョコレートケーキです。もう今回の旅はチョコ尽くしです。一生分のチョコを食べたような気分です。ザッハトルテとは全く違った形ですが、味は甲乙つけがたいものでした。

円柱型のチョコケーキの上に、チョコレートソースがこれでもかと乗っています。フォークを刺してみると、ケーキが非常に柔らかくてしっとりとしているのが分かります。

食べる時は、たっぷりとチョコソースを塗ってください。非常に濃厚な口当たりながら、甘みが程良いので誰にでもおすすめできる味です。

チョコの味に飽きてきたら、備え付けのクリームをつけると味が変わります。ナッツがかかっていることもあり、サクサクとした食感とクリームの甘さがケーキの味にプラスされます。

 

このグリーヒェンバイスル、ご覧の通りボリュームが素晴らしいです。観光客向けのお店で値段は高いものの、それに見合った量が出てくるので満足度は非常に高いです。お腹をペコペコにしてから訪れることをおすすめします。

ちなみにこのグリーヒェンバイスル、夜の利用は予約が必須です。昼間のうちにいけば予約なしでも入れますし、観光客も少なめなのでゆったりできます。

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