憧れのミュンヘンでビール飲み比べ

2020.01.24

 

ビールの本場と言えば、どの国を思い浮かべますか?

やはりビールと言えばドイツ。ドイツと言えば、ビールです。特にミュンヘンに代表される南ドイツのビールの美味しさは有名です。

ビール好きのあこがれの地、ミュンヘンでビールの飲み比べをしてきたので紹介します。

もちろん、ビール以外のグルメも堪能してきましたよ。

 

 

■ビールのメッカ ミュンヘンの魅力

 

 

ミュンヘンに代表されるバイエルン地方では、ビールの原材料であるホップや大麦の産地としても知られています。ビールの味の決め手になる水も、アルプスからの雪解け水を使います。だから、ミュンヘンのどこでも美味しいビールが飲めるわけです。

 

古くは「バイエルン公国」と呼ばれたビールにこだわっているのも驚きです。なんと、その当時から「ビール純粋令」という法律があり、「ビールは大麦・ホップ・水だけで作ること」と決められていたのです。

当時のルールを今も守り続けているところからもドイツ人、ミュンヘン人のビール愛が分かります。

 

またミュンヘンは、近年では日本でも開催されている「オクトーバーフェス」に代表されるビール関連のイベントのメッカです。オクトーバーフェスの最中はもともとビールであふれた街が、もっとビール一色になります。民族衣装を着ることもできるので、訪れた際はコスプレして楽しみましょう。

 

さらに、おいしいビールだけでなく南ドイツ観光の出発地としてもおすすめです。

写真は、ミュンヘンのメイン通りの1つ「マリエン広場」の「新市庁舎」です。11時と12時にドイツ最古と言われる仕掛け時計が動く様子は必見です。

マリエン広場を中心に、飲食店やショッピングエリアが広がっています。

 

 

■ヴィクトリアリエンマルクトで飲むビール

 

 

さて、早速ミュンヘン周辺のビール飲み比べと行きましょう。

最初は、テラス席や売店が立ち並ぶ「ヴィクトリアリエンマルクト」です。マリエン広場から南東に歩いていくと辿り着く、通称「ミュンヘンの胃袋」と呼ばれます。数々の出店が立ち並び、料理と一緒に美味しいビールが飲めます。

写真のものが、そこの一角の出店で買ったビールとホットドッグです。

 

結論からいうと「今までの人生で一番うまいビール」と言えるくらい美味しかったです。

ドイツから帰国後も、日本でいろいろなビールを飲みましたが自分の中ではこのビールを超える一品に出会えません。

 

ヨーロッパではキンキンに冷えたビールはあまり出会えていなかったのですが、ここのビールはしっかり冷えていて日本でもなじみのあるビールに近い口当たりです。

なめらかな泡や上品な炭酸のビールが多い中で、このビールは泡も自己主張してきて炭酸も強く、パンチが効いた野性的な味とでもいいましょうか。

ミュンヘンの街、青空の下で飲めるとあって、雰囲気も味も最高でした。

 

ホットドッグはソーセージの自己主張がすごいです。ゆうにパンの2倍の長さがあり、カメラに収まりません。

たっぷりのマスタードとソーセージのジューシーな肉汁の組み合わせが、シンプルに美味しいおつまみになりました。

 

 

■レストラン「Ratskeller」で飲むビール

 

 

同じくミュンヘンから、もう一店舗紹介します。

マリエン広場の新市庁舎にあるレストラン「Ratskeller(ラーツケラー)」です。街の中心部にあるレストランで、入り口は1階ですが店舗は地下にあります。

 

 

店内は温かみのある明かりに包まれていて、非日常を味わえる空間です。

非常に広いので、最初に訪れた時は迷路のように感じました。トイレの場所はあらかじめ把握しておくと安心ですよ。

 

 

格好つけて英語メニューにしましたが、しっかり日本語メニューもあるので安心してください。

そしてメニューを見て頂くと分かる通り、メインは肉・肉・肉です。豚肉やソーセージなど、いかにもドイツらしい料理の数々です。ここに来るときはお腹をペコペコにしてお越しください。

味は本当にハイレベルです。

 

 

店員さんにおすすめを聞いて、イチオシだという「ラガービール」をチョイスしました。

さきほどの自己主張が激しい美味しさとはうってかわって、こちらはぐっと味わい深くなる印象です。泡も細かく、するりとした喉ごしと苦みが素晴らしいです。

料理は濃い目の味付けなので、ビールと一緒に食べてはじめて完成するのだと思います。

 

 

メインディッシュの「子豚肉のロースト」です。濃い目の味付けではありますが、ナイフを入れると切った瞬間が分からないくらい柔らかいのです。口に入れると肉汁があふれてくるので、ビールがどんどん進んでしまいます。

私はミュンヘン滞在中、同じ料理を2回食べています(笑)

丸い団子状のモノは、パンの団子とジャガイモの団子です。もちもちとした食感で日本のお餅に近いかもしれません。酸っぱいキャベツのみじん切り「ザワークラフト」と併せて、ローストポークの箸休めとして美味しく頂きました。

 

■ノイシュヴァンシュタイン城見学後にまたビール

 

 

最後は、ミュンヘン発のオプショナルツアーで立ち寄れる町のビールを紹介します。

ミュンヘンに来たからには、一度は「ノイシュヴァンシュタイン城」の観光に訪れてみてください。人生観が変わるくらい綺麗な風景が広がりますよ。

お城の観光のあとに立ち寄れる町「ホーエンシュヴァンガウ」も必見です。ツアーではここで昼食のための自由解散の時間があります。小さい町ながら、美味しい料理を出すお店や土産物屋さんがたくさんあるので、どこに行こうか迷ってしまうほどですよ。

 

 

町の一角にある屋外フードコートが見えたので、そこでランチにしました。

ホテルなどが密集するエリアでどの店がやっているかは分からないままでしたが、すぐに座れる場所を見つけたので早速ビールを注文します。

もっともオーソドックスなビールでしたが、泡がいつまでも残っていたのが印象的で、ビールらしい香りも秀逸でした。料理に野菜メインのものをチョイスしたので、繊細な味を邪魔しない味わいに好感が持てました。料理があって美味しさが活きてくるビールだと思います。

 

 

4月のドイツで食べられるホワイトアスパラガス「シュパーゲル」です。ドイツにきてから懲りずに何度でも食べてしまっています。

ハレで食べたものとは違って、観光地らしい華やかな盛り付けが特徴です。

ハムが乗っているのが大きな特徴で、まるで花が咲いているように見えます。盛り付けもフランス料理っぽく、食べるのがもったいなくなるほどです。

味も見た目と同じく、ホワイトアスパラガスのみずみずしさをしっかり感じられるものになっています。

ソースをかける量を調節したり、ハムと一緒に食べたりすることで色々な味が楽しめました。

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