ロンドンの穴場! ネオン管に囲まれたカフェ「God’s own junk yard」

2019.12.25

 

ロンドンにはたくさんの見るべきスポットがあります。今回は決して王道のロンドン観光地ではないけれど、「インスタ映え」という言葉が好きでも嫌いでもついついカメラのシャッターを押したくなってしまう「ロンドンの穴場スポット」をご紹介します。

 

 

■ギャラリー兼カフェのロンドン穴場スポット

 

 

ロンドンの中心地からは電車で約1時間ほどのちょっと離れたところにあるのが今回おすすめしたい場所、「God’s Own Junkyard(ゴッズ・オウン・ジャンクヤード)」。「神様のがらくた置き場」という名前のこちらはネオンライトアーティストのクリストファー・ブレイシー氏の作品を中心に実際に使われていた看板などのネオンをコレクションしているギャラリーです。2013年12月にオープンしてからロンドンの中でもホットなスポットとして注目を集めています。

クリスさんの作品は「チャーリーとチョコレート工場」や「バッドマン」にも使われ、数々のセレブリティたちからもオーダーが入るほどの人気ぶり。店内にディスプレイされている作品は貸し出しをしていて、ミュージックビデオや雑誌の撮影に使われています。クリスさんはギャラリーがオープンしてからすぐにお亡くなりになってしまったのですが今は息子さんが意思を継いでいらっしゃるそうです。

ネオン管アート作品の他にも「がらくた置き場」という名にふさわしく(?) アンティークのおもちゃや中華風のオブジェなども混在していて、店内の狭い通路をじっくり見ながら歩くのは冒険しているかのよう。どこでカメラのシャッターを押しても不思議と画になる空間です。

 

 

■店内にはたくさんのネオン管アート作品

 

 

店内に一歩入るとぎっしりと並んだネオンアート作品たちがお出迎え。その光景は遊園地のようなキラキラが詰まったものでもあり、でもちょっぴりアンダーグラウンドな雰囲気もあって独特の魅力を放っています。日本ではなかなかお目にかかれない景色が広がっていて自然とテンションがあがってしまいました。入口近くにはTシャツ、マグカップ、ポストカードなどのオリジナルグッズを販売しているカウンターがあります。

狭い通路を奥に進んでいくとカフェスペースへ。テーブル、ソファは綺麗に揃えられたものではなく使い古されたものが一見乱雑に並べられています。でも壁にあるたくさんのネオンアート作品に囲まれているとそれもまたおしゃれに見えてくるのだから不思議なものです。

ここではデジタルカメラでの撮影はNG(一眼レフ、コンパクトデジカメ含む)。携帯電話(スマートホン)での撮影はOKです。お客さんはみんなシャッターを絶えず押している様子。通路が狭いので写真を撮る時はお互い道を譲りあって、長い時間占拠しないことが暗黙のルールのようになっていました。引きでたくさんのネオンと一緒に撮影するのが素敵なのですが人が多いとなかなか難しいものです…オープンしてすぐと、クローズ間近は人が少ないので写真も撮りやすいですよ。

 

 

■カフェなのでドリンク、フードもちゃんとあり◎

 

 

カフェスペースの座席数は全体で30席ほどで多くはありません。混雑時は案内係がおらずセルフサービスなので混んでいる時は座席を確保するのが大変です。ネオン作品を見て、写真撮影をしながら席が空くのを待つような流れになります。先に席を確保してからカウンターに注文をしに行きます。

ドリンクはコーヒー、紅茶、ジュースはもちろんアルコールもあります。フードはポーチドエッグ、サンドウィッチ、ハンバーガーなどギャラリーの割にはしっかりしたメニューがあるなという印象です。日中が忙しいとフードメニューは売り切れしまうことも多いみたいなのでご注意あれ。ケーキ、ブラウニー、マフィンなどの焼き菓子も種類豊富にありました。こちらはフードが売り切れた後も残っていることが多いようです。こちらでアフタヌーンティーも1人19.50ポンド(約2800円)で楽しむことができます。

わたしはクリームティー(スコーンと紅茶のセットのこと)をオーダーしました。スコーンはきちんと温めてくれて、クロテッドクリームとジャムと一緒に出してくれました。

ギャラリー兼カフェなのでカフェの利用は必須ではありませんがせっかくここまで来るのならここで軽くお茶をしていくのもいいのではないでしょうか? 

 

 

■ロンドン中心地からはちょっと遠いけどアクセスは簡単

 

 

最寄り駅は「Walthamstow Central」。ヴィクトリアラインの終点の駅です。終点と聞くと遠く聞こえますがゾーン3なのでそこまで遠くはありません。例えばロンドンの中心地、ピカデリーサーカスからだと約50分です。

駅を出てからギャラリーまでは徒歩15分ほど。2019年11月の時点でグーグルマップで目的地を設定すると少しずれた場所を案内されてしまうのでご注意ください。途中までは同じで大丈夫ですが、Saint Mary’s Churchという教会(正面にお墓がたくさん並んでいるのですぐわかると思います)が見えたら右に曲がって、The Nags Headというパブの前を通ります。Summit Roadという小さな道をまっすぐ突き当りまで進んだら駐車場のような場所にでます。

ギャラリーがあるのは小さな工場地帯の一角。見た目は倉庫です。周辺には同じく倉庫のような建物が並んでいてオリジナルビールを作っているところが運営しているバーなどおしゃれなお店が数件並んでいます。

駅からの道は住宅街をひたすら進む感じになります。夜は街灯も少なく暗い道になりますが治安はそこまで悪くないエリアなので恐れすぎることもありませんが、とはいえ海外なので無理はせずに。ロンドンは10月~3月のウインタータイムには夕方4時頃には真っ暗になってしまうので不安に感じるようであれば明るい時間帯に行くようにしてください。

「God’s Own Junkyard」は金土日のみの営業ですのでご注意ください!

 

 

■店舗情報

住所: Unit 12, Ravenswood Industrial Estate, Shernhall St, Walthamstow, London E17 9HQ

電話番号:020 8521 8066

営業時間:金、土 11:00~21:00 日 11:00~18:00

URL:http://www.godsownjunkyard.co.uk/

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