オランダに旅行したのは5月の上旬でちょうどチューリップが満開の時期でした。サイクリングしながらチューリップ畑を散歩したのはとても思い出に残りました。アムステルダムは街並みがとても綺麗で、古い建物の歴史を感じつつも最新アートも街中で見られるというとても魅力的な街で大好きになりました。
オランダは有名画家ゴッホやフェルメール、レンブラントのゆかりの地として有名なだけあり、沢山の美術館があります。国立美術館や現代美術館、ゴッホ美術館など…ヨーロッパの中ではフランスやイギリスに次ぎ美術館博物館が多い国なんだとか。
そんな中でも現地に住むお友達のおすすめの、アムステルダムヘーレン運河沿いにあるバッグミュージアムに行ってきました。ここでは、バッグやお財布の歴史や世界的有名なブランドバッグ、民族が使うバッグまでありとあらゆるバッグの物語を垣間見ることができます。中世ヨーロッパの古い時代のバッグだけでなく、私たちが知っているようなマドンナ、レディ・ガガなどの有名人が持っていた代表的なバッグや面白いデザインのバッグなど、飽きる事なく楽しむことができました。普段身に着けているバッグやお財布の歴史を知るのはとても身近に感じ、面白かったです。
ちなみにここの1階にあるミュージアムショップは普通の美術館にあるショップと一味違い、高級バッグやデザインが斬新でユニークなバッグなど販売しており実際買う事ができます。お値段は少々はりますが、こういう場所で旅の思い出の品を購入するのも素敵ですよね。バッグ好きな方には是非1度は訪れてほしいスポットです。また、国立美術館やゴッホ美術館とは違い小さいミュージアムなので、比較的ショッピングや街歩きのついでに寄りやすいのもポイントです。
私たちの目的は、ミュージアムとここの1階に併設されているオシャレなカフェに行くことでした。調べてみると、カフェは予約なしで利用できるようですが、アフタヌーンティーは予約が必要とのことでお友達がHPから予約をしてくれていました。
このミュージアムは、オランダでも運河沿いによく見られるカナルハウスになっておりユネスコ世界遺産に指定されているようです。このカフェのインテリアもとてもオシャレで豪華で、まるで中世ヨーロッパの豪邸に過ごしているかのような雰囲気を味わう事ができます。また、カフェからは建物の裏手にある素敵な中庭も眺める事ができる席や、ヘーレン運河を眺める事ができる席などもあります。やはり窓側の席は人気らしく、この時も予約で埋まってしまっていました。
私はこの時初めてアフタヌーンティーというものを経験したのですが、イングリッシュブレックファストティーからはじまり、トマトのスープや一人用の小さいパンやキッシュなどが並びます。私たちが頼んだアフタヌーンティーセットはお野菜が多くとてもヘルシーで丁度いい量でした。お料理を堪能しながら窓の外を眺めゆっくりと過ごす至福のひと時でした。普通のカフェと違い、賑やかというよりはとても優雅な雰囲気を味わう事ができるので、アムステルダムの人ごみに疲れたらここで休憩なんていうのもおすすめです。隣の席ではオランダ人の女子たちがドレスアップして大人なお誕生日会をしていました。こんなカフェでお誕生日会なんてオシャレですよね。
オランダはアムステルダムが一番有名ですが、私個人的におすすめなのがユトレヒト州第二の都市であるアメルスフォールトという街です。アムステルダムからは電車で30分程度で行くことができる、運河に囲まれた美しい街です。お友達が住んでいるので今回訪れたのですが、歴史を感じることができる旧市街がとても印象的でした。街中には教会や美術館などカフェやレストラン、お洋服屋さんなどもあるのでお天気良い日は街歩きするととても楽しいです。来てみて驚いたのですが、オランダでは色々な国のレストランを見つける事ができます。今回の滞在中、オランダ料理のレストランは見つけきれなかったのですが、アジア料理やヨーロッパ料理、地中海料理から中東料理まであらゆる種類のレストランを街の至る所で見つけました。
お昼時、ランチができる場所を探していると、大通りから路地に入ったところにあるRistorabte La Scalaというイタリアンレストランを見つけました。この日は天気が良かったのでテラス席へ…ヨーロッパ旅行中すっかりハマってしまったトマトパスタを注文しました。パスタはスパゲッティだったのですが、日本のスパゲッティ麺と太さも硬さも似ていて、トマトソースの味馴染みのあるちょっと懐かしさを感じるような味で美味しかったです。地元でも人気店の様で、お昼時にはたくさんの人がランチをしにこのレストランに来ていました。
私が今回のオランダ旅行で一番ハマったものはミントティーです。オランダのカフェには大体おいてあるので、寒い日などは特に飲んでいる人をよく見かけました。ミントティーといっても日本にあるようなものとは違い、作り方もとてもシンプルです。お湯に大きな葉っぱのミントとはちみつを入れたもので、日本にある様な紅茶とミックスさせたものとは味も全然違います。これを初めて飲んだ時にびっくりしたのがミントの大きな葉と、小枝のように大きな茎とそして味のフレッシュさです。他の食品もそうなのですが、オランダはお野菜や果物をはじめ農作物がすごく新鮮です。その理由の一つに水がおいしいというのがあるのかもしれません。オランダに来て初めて水道水の水を飲んだ時、ミネラルウォーターのようにおいしくてびっくりしました。
このThe blueberry cafeは大きな広場に面しており、街歩きしている時に偶然見つけました。こじんまりしているカフェながら、人気のカフェの様で沢山の人がコーヒーやスイーツを楽しんでいました。私が頼んだのはクランベリースコーンとミントティーです。クランベリーコーンもバターの香りが高く風味豊かでとても美味しかったです。オランダではミントティーの事をムンティーというらしく、注文の時に少してこずりましたが、店員さんもとても優しく親切に対応してくれました。因みにオランダでは英語が通じるので、注文する際や道をたずねる際も不自由なく英語で会話する事ができました。