ロシアグルメを堪能したら、お土産買うのも忘れずに! 3泊4日子連れウラジオストク旅行<3日目>

2019.12.16

 

飛行機で2時間半、ウラジオストク旅行へ来た我が家。その3日目のレポートです。ウラジオストクは1日あれば歩いて市内を一周できる位の小さな町。最終日はスケジュールも特に決まっていません。ホテルでゆっくり朝ごはんを食べて、元気に出発!まずはウラジオストク駅へ向かいます。

 

 

■シベリア鉄道始発! ウラジオストク駅でピロシキに舌づつみ

 

 

ウラジオストク観光の目玉の一つといえば、シベリア横断鉄道の始発駅、ウラジオストク駅舎。この駅舎は19世紀末に建てられたとのことで、100年以上の歴史がある駅です。ホテルから駅までの道をぶらぶら歩き、気になったお店に入ったりしていたので着いたのは11時頃。いざ駅舎へ入ります。正面玄関入ってすぐが待合室です。天井にはこの駅が出来た当時のウラジオストクの町並みが描いてありました。

 

 

時刻表はもちろんキリル文字! その他、歴史展示スペースやカフェなどがありました。ホームに降りたり、チケット売り場をのぞいたりして記念撮影。中はそれほど広くなく、あっと言う間に見終わってしまいました。

さて、ちょっと早いけどそろそろお昼ご飯です。実はこの日、駅まで歩く途中に今日のランチにとガイドブックで目をつけていたピロシキ屋さんへ寄ってきたのです。それを駅で買ったココアと一緒に、待合室のベンチで食べることにしました。

 

 

ピロシキを買ったお店は、駅から徒歩3分ほどのところにある「ピラジョーチニッツァ」。大通りに面していますが、よく見ていないと見過ごしてしまいそうな小さなお店です。小窓のカウンター越しに注文します。テイクアウトのみのお店ですが、日本語メニューもあって笑顔の素敵なお姉さんが応対してくれました。7~8種類のピロシキが並ぶショーケースから、私たちは挽肉と玉ねぎの入ったシンプルなもの、ゆで卵の入ったものなどをオーダー。温めて袋に入れてくれました。昔ながらの揚げピロシキ(最近はヘルシー志向もあってか、焼きピロシキが多いみたい)で、素朴な味わいがとっても美味しかったです。私、ロシアに来るまではピロシキってカレーパンの様な感じだと思っていたのですが、外側はパン粉のような衣はついていないし、中身は汁気が少なくてドライな具がごろごろ入っている感じで、別物だなと実感。味わいもとってもシンプルで、結構ボリューミーだったけど、娘も1個まるまる平らげていました。

 

 

■「海の駅」で港風情を味わった後、広場でお祭りに遭遇

 

 

ウラジオストク駅を出て裏手にある橋のようなところを渡って行くと、なにやら人がたくさん出入りしている建物が。私たちもつられていってみると、そこは客船ターミナル「海の駅」でした。建物の中にはチケット売り場やカフェ、レストランの他、お土産物屋さんも数店舗。入口から建物を突っ切って外へ出ると、そこは海に面した広いデッキ。大きな船が沢山停泊していて、港町の様子をのんびり眺めることができました。ここでも娘がハトを追いかけて走り回っている間に、私は建物内のお土産屋さんを物色。マトリョーシカモチーフの髪ゴムやマグネットをいくつか買いました。

 

 

その後、特に予定が決まっていなかった私たちは昨日も行った噴水通りの方へ。ぶらぶら散策していると、噴水通りの突き当たりにある広場で行われていたお祭りに遭遇。カラフルなミニ電車が広場を走り、大きなくまの着ぐるみが噴水の前で音楽に合わせてダンシング。カラフルな衣装をまとったポニーや、お揃いの衣装を来たご年配の方々のコーラスグループの熱唱も素敵でした。通路両脇には沢山の露店が並び、子供用のおもちゃやお土産物が売っています。それはそれは賑やかで、海外のお祭りの雰囲気を楽しみました。

 

 

■「スボイフェーテ」で本場ロシア料理を堪能 子供も喜ぶプレイスペース!

 

 

さて、ウラジオストクでの最後の晩餐です。やっぱり最後もロシア料理! ということで、広場からすぐ近くの「スボイフェーテ」へ。ガイドブックで人気と書いてあったので、お祭りを楽しんでいる最中に念のため店に行って予約しておきました。なんとこのお店、テーブルのすぐ脇にキッズスペースがあります! おもちゃや本が沢山置いてありました。予約した時点で、キッズスペース脇の席は満席だったので、我が家は地下のテーブルに通されましたが、オーダーから食事が運ばれてくるまでの間、そこで娘たちを遊ばせることができました。本格的なレストランなのにこういう配慮、子連れには本当に嬉しい!

 

 

地下一階への階段下には大きな水槽に、大きなタラバガニが沢山!! オーダーが入るたびに、お姉さんがここから大きなカニを引き上げて、調理場へ運んで行きました。ここで頼んだのはビーツのサラダ、カニのカルパッチョ、生牡蠣、ビーフストロガノフなどなど。ここのお料理も本当に美味しかった! ビーツのサラダは色に驚いたけれど、甘味があって食べやすく、とっても美味しかったです。そしてカニや牡蠣など魚介類の新鮮で美味しいこと!! 海外ではあまり魚介類を生食しないと思っていたので、ウラジオストクの魚介のレベルの高さに驚きました。日本で同じランクのお店に行ったらもっとお値段は張るはず。海鮮料理を食べにちょっとウラジオストクへ! なんてことが流行る日がくるかも・・・と密かに思ったのでした。

 

 

■旅の最後はお土産探し! おすすめのお店と今回の旅行を振り返って

 

 

海外旅行の楽しみの一つがお土産選び。私はいつも地元のスーパーでお土産をまとめて買うことが多いのですが、今回は「クローバーハウス」というショッピングモールの中の「フレッシュ25」というスーパーを利用しました。買ったものは可愛い包装紙のチョコレートやキャンディ、カニ味のLaysポテトチップス、キーホルダー、紅茶、はちみつ、マトリョーシカの形のスノードーム、ビールなどなど。変わり種として、ボルシチ味のクノールカップスープも買ってみました。後日飲んでみましたが、お店で食べたものとは全然違いましたが、普通に飲みやすいカップスープでしたよ。

さて、お土産も手に入って、そろそろ旅も終わり。来る前は、子連れで言葉の通じない国に来るということに不安もありましたが、ウラジオストクは、そんな私たちを温かく受け入れてくれました。子連れという観点から見ると、街はベビーカーに優しい道にはまだなっていないというのが正直なところ。でも、人々はあたたかく、飲食店でのキッズチェアやプレイスペースなど、子連れに優しいサービスも沢山見かけました。そして、この旅行で何といっても最も印象に残ったのは、ロシア料理の美味しさです。近海でとれる新鮮な海の幸も、昔ながらのボルシチやビーフストロガノフなどのあたたかく素朴な郷土料理も、本当に絶品! ぜひ一度ウラジオストクを訪れて味わってもらいたいと思います。

ウラジオストク旅行記、これにて終了です! お付き合いいただきありがとうございました。

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