海外旅行が趣味の私。でも今は3歳と1歳の子供連れ・・・。フライト時間の短いところがいいけれど、アジアは少し飽きたし・・・どこかいいところないかなーと探していたら、あったんです、成田から2時間半のロシア・ウラジオストク!! 子連れでウラジオストクを旅してきた我が家のレポートです。
ロシアの極東の町ウラジオストク。なんと、成田空港からわずか2時間半で行けるのです。我が家がフライトに選んだのはS7航空。鮮やかな蛍光黄緑色の機体に少し驚きながら、飛行機の中へ。席に着くとCAさんが何やら飛行機と同じ色の袋を娘達に持ってきた。
開けてみると子供を飽きさせないための遊びグッズがたっぷり☆ 塗り絵や迷路のついた冊子に色鉛筆、すごろく? ベビー用のスタイまで入っていて、書いてあるキャラクターがまた可愛い! 娘も親も嬉しいサプライズにテンションUPでした。冊子はもちろん全てロシア語なので読めないのが残念でしたが・・・笑
2時間半のフライト中は、飲み物と軽食が提供されました。軽食はサンドイッチ。「Chicken or Cheese?」と聞かれ、私と娘はチキン、主人はチーズを選択。結構ボリュームがあって、軽食とは言えお腹いっぱいになりました。素朴な味わいで、娘もよく食べました! 食事のあと、娘と塗り絵をしたりお絵描きをしていたら、あっという間にウラジオストク国際空港に到着! 下の娘はちょうどお昼寝してくれたのでよかった~! 二時間半のフライトは本当にあっという間でした。
空港につくと、マトリョーシカの形のスーベニアショップが現れ、ロシアに来たなという感じ。ここから旅が始まります!
空港からホテルまで移動し、一度荷物を置いて一息つくともう夕飯の時間。7月とは言え朝晩の冷え込みは強く、外はもう真っ暗。使わないと思いつつ念のため持ってきていたウルトラライトダウンを慌てて娘に着せ、いざロシア初ディナーへ出発♪
初日はやっぱりロシア料理が食べたいよね、ということで中央広場向かいにある老舗ロシア料理店、ポルトフランコへ。地下一階への階段を下りていくと、おばあちゃんが迎えてくれました。言葉の通じない観光客にも慣れている様子で席に通されると、キッズチェアまで用意してくれました。そういうサービスは全く期待していなかったので、ロシアって意外と子供に優しい国なのかも!? とちょっと感動。
店内は温かみのある雰囲気で、老舗の伝統を感じさせる落ち着いた空間でした。途中歌い手さんが店内で弾き語りをしていたけれど、チップを要求するでもなくBGMとして歌ってくれていた感じ。
さてさて、メニューは写真付きでオーダーしやすかったので、見た目でチョイス。定番のボルシチやビーフストロガノフの他、エビのソテーやベーコンほたてロール、豚肉とポテトの炒め物など、思いつくままに頼んでみました。
食べてみるとどれもこれも、美味しい!! ボルシチはじゃがいもや骨付きベーコンが入った、甘味のある野菜スープといった感じ。旨みの溶け出したスープは味わい深く、娘もハマって追加でもう一皿オーダーしたほど。ピロシキが一つ添えてありました。ベーコンのホタテロールも、ホタテのぷりぷりしたおいしさに感動しました。
あまり食経験がなく、それほど期待していなかったロシア料理の美味しさに驚きつつ、お腹いっぱい食べてお店をあとにしました。
自分用のお土産にマトリョーシカを買って帰ろうと決めていた私。グム百貨店は品揃えが豊富と聞いていたので、早速下見へ。ところがグム百貨店に入ると、ZARAが店内の大部分を占めており、しばし迷子に。フロアマップなどもなく、ロシア語は離せないので自力で探すと、お土産物屋さんは地下にありました。
地下には、売店の様な小さなお土産物屋さんが何店舗か並んでいます。どこも品揃えは似ていて、マトリョーシカ人形やスノードーム、マグネットやキーホルダーなどが所狭しと並んでいました。しかし! マトリョーシカの顔は一つ一つ全然違います。私は一店舗、とっても品がよくて可愛いお顔の子達が並んでいるお店を見つけ、そこでお気に入りを一つ選ぶことにしました。気になる商品を指差すと、店員のおばさんがカウンターに中の人形達を出して並べてくれます。身振り手振りで、おすすめ商品を紹介してくれ、他のお客さんが値切り交渉をした時もこれはいいものだから値下げは出来ない、ときっぱり断っていたのも好印象でした。悩みに悩んで、赤いスカーフを巻いた7体入りのマトリョーシカちゃんに決定! 日本円換算で3000円くらいだったかな。お友達にも3体入り1000円ほどの子をお土産に。今回の旅行中、この後もたくさんのお店でマトリョーシカを見ましたが、ここのが一番可愛かったです。美人なマトリョーシカちゃんをお探しの方は、ぜひグム百貨店地下へ行ってみてください。
今回の旅行は小さい子連れということもあり、英語が通じ、何かと融通の利きそうなロッテホテルを宿に選びました。前評判通り、フロントスタッフは英語が堪能で、滞在中は何一つ不自由なく過ごすことができました。市内で一番の高級ホテルとは言え、華やかさやゴージャスさは無く、海外リゾートのそれを期待していくとちょっと拍子抜けするかもしれませんが。。。部屋の窓からは市内が見下ろせ、私たちの部屋からは中央広場にある黄色い屋根の協会が見えました。
グム百貨店からの帰り道、ホテルから5分くらいのところにあるコンビニのような店で、ちょっとした飲み物やおつまみを買って帰りました。お土産になりそうな小さいお菓子なども少し調達しました。
そして次の日の朝。ロッテホテルを選んだもう一つの理由は、朝ごはんのビュッフェ。韓国系のホテルなので、1歳児連れにとっては、白いご飯やおかゆがあることも高ポイントでした。品数もかなり豊富で、パンやワッフル、卵料理にスープ3種類、サラダやスチーム野菜、スモークサーモンにチーズ、ヨーグルトにフルーツ、ミニケーキなどなど。キムチや韓国風の辛いスープもありました。たっぷり食べて朝から大満足! 個人的にはナッツとドライフルーツのマリネが美味しかったです。
客室は少し古さも感じられましたが、清潔感もあり、良いホテルでしたよ。
⇒旅行記は2日目に続きます!