留学生によるダブリン生活記 ~ レストラン編 ~

2019.12.12

 

海外旅行でも留学でも、異国の地に来た時の一番の楽しみは食だと考えます。

美味しくてもそうでなくても、違う食文化に触れる時に「 今海外に来ているんだな 」 と実感しますよね。

アイルランドに留学し始めてから食事に慣れるまで少しだけ時間がかかったのですが、3ヶ月経った今はここでのレストランの楽しみ方がわかってきたように思います。

そこで、アイルランドらしさを満喫しながら十分に楽しめる特徴の異なるレストランを4つご紹介するので旅の参考にしてみてください。

 

 

■とにかくアイルランド料理ならココがおすすめ O’ Neill’s

 

 

アイルランド料理と聞いてピンと来る方もそうでない方も、ここならとりあえずなんでもあるので失敗することはありません。

アイリッシュシチューやアイリッシュブレイクファストなどのアイルランドを代表する料理も、ギネスビールなどのお酒類もたくさん揃っています。

料理名だけみてなんだか想像がつかないという方も、料理を注文するカウンターでは完成した料理を目の前でよそってくれるので、実際にどういうものなのか見てから選ぶことができます。

 

店員さんは基本的にカウンターの中にいるので、席は自分で確保してカウンターで注文して料理も自分で運びます。

ここに関しては他のアイリッシュレストランとは違うユニークなシステムかと思います。

そのユニークさから私はお店に入ってしばらく挙動不審になってしまいました( 笑 )

ですが、よく見ると注文の仕方が易しい英語の案内が設置されているので分からなければ案内を探すか、店員さんに訊いてみましょう。

店内は広い上に段差が結構あるので料理を運ぶ際には十分に注意してくださいね。

 

老舗らしく店内もアイリッシュパブのような雰囲気があります。

店内でスポーツ観戦ができたり、アイルランドの著名人の肖像画がたくさん飾られている部屋があったり。

クリスマスやハロウィンなどの際には店内に装飾が加わり一層キュートでした。

 

料理の値段はそこまで高くはなく、料理1品とドリンクで€20程度です。

私のおすすめはギネスシチューです。

野菜やお肉がトロットロになるまで煮込まれたシチューの上にパイ生地が乗っていて、それを崩しながら食べるのがとても美味しかったです。

 

まだまだ気になっていても食べていないメニューがたくさんあるのでこれからも何度か行くことになりそうです。

 

 

■ボクスティならココがおすすめ Gallagher’s Boxty House

 

 

ボクスティというのはポテトを主な原料にして作られた薄いパンケーキのような生地のことです。

ここはその名の通りボクスティの専門店で、色々な食材とボクスティとの組み合わせを楽しむことができます。

私はこのお店を現地で知り合ったアイルランド人から教えてもらいました。

観光地の真ん中にあるお店ですが、現地の人からも愛されているお店のようです。

 

私はここで初めてボクスティを食べたのですが、上にかかったホワイトソースや中に入っているチキンとの相性がとても良くて感動しました。

アイルランド料理を出しているレストランでもボクスティがないこともあり、なかなか出会えないボクスティを楽しむことができるのでとてもおすすめです。

もちろんそれ以外のアイルランド料理も提供されているので、他にも気になるものが見つかるかもしれません。

 

また、ここではJack Smythというお店オリジナルのビールを楽しめるのも魅力です。

Jack Smythの中にもいくつか種類があるので色々と飲み比べてみるのもいいですね。

テンプルバーの中心にあることもあり、この周辺にあるお店のお酒はどこも少しお高めなのですが、Jack Smythは低めに価格設定されているので注文しやすという利点もあります。

 

店員さんがデザートを勧めてくれたのですが、アイルランドのレストランは基本的にどこも一人前の量が多いので残念ながらデザートまでは入りませんでした。

もしお腹の容量に自信があれば、ぜひデザートにも挑戦してみてくださいね。

 

 

■音楽が聴きたいならココがおすすめ The Hairy Lemon

 

 

アイルランドといえばケルト音楽ですね。

このケルト音楽はダブリンの街のあちこちで聞こえてきます。

特に夜のアイリッシュパブに行けば大音量でライブが開かれ、お客さんがお酒を飲みながら一緒に歌ったりしています。

アイルランドに来たなら一度はその光景を見ていただきたい。

そういった目的で紹介したいのがこちらのレストランです。

The Hairy Lemonではほぼ毎日演奏家の方がディナーの時間に音楽を演奏してくれます。

始まる時間は曜日によって異なるので事前に調べることをおすすめしますが、お店の前を通ればライブのスケジュールが外から見えるようになっています。

 

ライブが始まると現地の方は合いの手を入れたり一緒に歌ったりしていました。

私たちはほとんどアイルランドの曲を知らなかったのですが、一曲だけ学校の授業で歌ったことのある曲が演奏された時には嬉しくてテンションが上がりましたね。

もし余裕があればアイルランドの童謡を少し調べてから行ってみると楽しさが倍増するかと思います。

 

提供される料理はここも王道のアイルランド料理です。

ここでも私はギネスシチューを頼み、一緒に行っていた友人はラムステーキを頼んでいたのですが、ここも例外なく量が多かったです。( 笑 )

むしろ、ここが今回紹介するレストランの中では量が多かったかもしれません。

特にポテトの量がすごいので、ライブが始まるだいぶ前に入店してしまったのですがなかなか食べ終わらず丁度よかったです。

 

お会計を済ませると1テーブルに1枚ここのお店オリジナルのポストカードをプレゼントしてもらえます。

どうやらそのポストカードにお店の感想を添えて店内に置いていくのが慣習化しているようで、感謝のメッセージが書き込まれたポストカードが店内のあちこちに突き刺さっています。

 

 

■シーフードレストランならココがおすすめ Fish Shack Café

 

 

ここまでずっとオーソドックスなアイルランド料理を提供するレストランばかりを紹介してきましたが、最後はシーフードに特化したレストランを紹介します。

ゴールウェイでは年に一度オイスターフェスティバルというお祭りが開催されるほど、アイルランドは牡蠣も有名なのです。

アイルランドでシーフードレストランを探すと価格帯が高いところが多いのですが、ここは比較的リーズナブルでメニューも多く、もちろん味も絶品なのがおすすめポイントです。

 

ここでは生牡蠣・焼き牡蠣はもちろん、ムール貝もパスタなどにしていただけます。

パスタの味付けもシーフードに合わせてなのかクリーミーでとても美味しく、いくらでも食べられそうなほどでした。

またアイルランドでは牡蠣の他にもサーモンが有名で、スモークやグリルで食べられることが多くぜひ食べていただきたい料理の一つです。

 

アイルランドといえばパブ、パブといえばビールとなってしまいがちなのですが、ここでは自分としては珍しく白ワインをいただきました。

ここではワインを注文するとホスト・テイスティングを求められるのでホストの方は味に異常がないかどうか確認しましょう。

 

ここはデザートのアイス・ジェラートの種類も豊富だったので、食後に店員さんに勧められてつい頼んでしまいました。

料理が基本的にみんなでシェアするタイプのものが多かったので、気になった方は少しお腹に余裕を持たせておいてデザートを頼んでみてください。

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