パリのおいしい小腹満たし

2021.03.16

 

街並みがきれいなパリでは、特に目的地を決めなくとも、街を気ままに散歩するだけでも多くの感動を味わえます。そんな街歩きの途中で、小腹を満たしつつ、お土産をゲットするためにも必ず立ち寄りたいお店たちをご紹介。

 

 

■パリに来たら絶対に立ち寄りたいショコラトリー

 

 

マレ地区にあるショコラトリー “Jacques Genin fondeur en chocolat” はスイーツ好きであれば絶対立ち寄るべきお店です!! 現在はマレ地区の本店の他にもバック通り沿いにもあり、そこはパティスリー激戦区と呼ばれ、人気有名店が軒を連ねているんですが、その中でも “Jacques Genin fondeur en chocolat” は絶大な人気を誇るお店のひとつだと言えます。

 

マレ地区の方はカフェが併設されているので、その場でケーキやチョコレートを受けに一休みすることもできます。チョコレートはお土産でも頂いて食べたことがあり、店舗に行くならレモンタルトもおすすめと聞いて訪れたのですが、カフェのスイーツは日替わりになっているため、レモンタルトがあるかはその日の運次第ですね、と店員さん。ぜひ次回こそは何日か通いつめてでもレモンタルトに出会いたいと心に決めております。笑

気を取り直してミルフィーユを頂いたのですが、たぶん皆さんの想像している3倍はサクサクです!フォークで切れないような固いサクサクではなく、ほろほろと崩れる感じの繊細なスイーツ。街歩きの疲れも一気に吹き飛びました。

 

ブティックの方では、ジュエリーのようにショーケースにキレイに並べられたチョコレートのとなりで、こちらも存在感を放っているものがキャラメル。日本で人気のある某生キャラメルに似たくちどけなのですが、こちらの方がより甘さ控えめで上品な印象です。マンゴーやジンジャー、アーモンドなどキャラメルにしては珍しい味の展開が多く、見た目も味も良く、お土産にぴったりです。

 

 

 ■クロワッサンならここ 

 

 

ジェラール・ミュロ ”Gérard Mulot” をご存知でしょうか? 有名なパティスリーで、前は日本にも店舗があったそうなのですが、すでに撤退してしまっているとのこと。私は日本では食べたことなかったのですがすが、日本でもかなりファンが多いんだとか。もうパリに来たなら訪れないという選択肢はありませんね!

 

パリらしい古風なアパートメントビルの1階にあり、ピンクと白の太いストライプのルーフがかわいらしいお店。お値段はちょっとお高めなのですが、やはりパリでも大人気のパティスリーで、時間帯によっては並んでいるときもあるほどです。色とりどりのマカロンタワーや凝った装飾のケーキから、夕食のテーブルに並んでいそうなお惣菜まで、様々な商品がショーケースに並んでおり、どれもおいしそうでいつも目移りしてしまうのですが、私はクロワッサンが一番のお気に入り。

 

クロワッサンというシンプルなパンだからこそ、その美味しさが際立つんです!

外側は少しサクサクしながらも、中側はモチモチ感が強いここのクロワッサンは、バターの種類のせいなのか、朝から食べてもでも全く重く感じません。ホテルでの朝食に飽きたころに、ここのクロワッサンを買って、散歩がてらリュクサンブール公園まで行って、ベンチに座って食べるのが旅中のちょっとしたリラックスタイム。

 

 

■食のセレクトショップ

 

 

“MAISON PLISSON” は食材などのセレクトショップとレストランが融合したお店です。野菜やワインなどに代表するオーガニック食も数多くそろっており、日本ではあまり見かけない食材や商品も多いので、見るだけでも楽しいですよ。

 

カフェレストランの方では、ショップで売っているものと同じように厳選された食材を活かしたフレンチが味わえるようになっています。どんな生産者の野菜を使っているのか、どんな調味料を使っているのか、ショップの方へ行けば同じものが売っていますので、見える化されているあたりにオーナーさんの自信を感じますね。ここへ行けば、パリの食文化の流行の最先端が感じられますし、オーナーのデルフィーヌ・プリソンさんは元々ファッション業界出身とのことだけあって、オリジナル商品はどれもパッケージデザインからもうすでにオシャレで購買意欲をそそられます。

 

私はカフェタイムにお邪魔し、自家製チョコレートマカロンと一緒にコーヒーブレイク。間に挟まれたチョコレートガナッシュが絶妙に甘すぎずなので、あとから飲むほろ苦いコーヒーと良く合います。周りでは遅めのランチを召し上がっている方が多く、みなさんサラダを中心にヘルシーなメニューを楽しんでらっしゃるようでした。一回りショッピングを楽しんだあと、ここのカフェスペースで一休みするのが何とも優雅です。ちなみに1号店と2号店がありますが、2号店の方がショップエリアもカフェレストランも広いのでおすすめです。

 

■番外編:おいしいお土産を買うなら

 

 

世界初の百貨店として有名なボンマルシェの別館にも店舗がある “La Grande Epicerie de Paris” は、前筆した “MAISON PLISSON” と同様に、食材や調味料、ワイン等を扱う高級なグローサリーストアなのですが、パリにいて世界各国のおいしいものが集まっており、グルメ系のお土産探しにおすすめです。種類豊富なフレンチお惣菜を扱っているデリカテッセンとイートインスペースもあるので、気になるお惣菜があれば、少量買ってつまむこともできます。疲れてしまってレストランに行くのがめんどくさいなーなんて時にもちょうど良いかも。

 

いつも “La Grande Epicerie de Paris” では、“MAISON DE LA TRUFFE” のトリュフ塩と “Maison Dubernet” のフォアグラのパテを購入します。それぞれパリにお店を構えている有名店なのですが、ここでどちらも買えてしまうので短い旅の時間を有効に使えて、便利!

 

トリュフ塩は他のメーカーのものも豊富に取り揃えられているのですが、間違いなくパフォーマンスは “MAISON DE LA TRUFFE” が最強です。さっと湯通ししたアスパラやカリフラワーなどにオリーブオイルとこのトリュフ塩をひとつまみかけるだけで、自分ってこんなに料理上手だったっけ、、、と錯覚してしまうほどおいしい一皿になります。フォアグラのパテも日本ではあまり見かけないお品ですよね? 瓶詰されたものが売られており、ある程度は日持ちしますので日本へ持ち帰ることも可能です。軽くトーストしたバケットに乗せて食べれば、たちまちお家ごはんがパリ気分になれます。

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