マニラでフィリピンのグルメ文化を体験

2020.06.03

 

東京から飛行機で3時間半と、意外と行きやすいマニラ。

最近は治安の改善もかなり進んできているとのことで、2泊3日くらいのショートステイで行ける観光都市のひとつかと思います。日本国内ではあまり食べることのないフィリピン料理は、ぜひ現地で食べてみてほしいですし、案外日本と変わらずグローバルチェーンのお店もたくさんあり、日本よりも少し安価に利用できるのが魅力ですね。

 

 

 ■初めてのフィリピン料理

 

 

日本人がいきなり屋台などのローカルすぎるお店にチャレンジするのはハードルが高いかもしれませんが、”XO 46 Heritage Bistro” であればステキな空間でフィリピン料理を堪能できます。

 

ここは地元の方からすると、何かお祝いや記念日に利用するややお高めのレストランのようで、私が訪れた際にもお隣のテーブルは、かわいい女の子の赤ちゃんの2歳のバースディで親戚が集まった食事会のようでした。店員さんは、伝統的な民族衣装のような制服を身に着けており、記念に写真を撮っている外国の方もいらっしゃいましたよ。

 

フィリピン料理ってどんなものか、パッとは浮かばないですが、スペインに統治されていた歴史的背景から、お料理もスペイン文化に影響を受けたものが多いのだとか。ここでは定番のフィリピン料理のパンシット・ビーフンや、豚肉の煮込みアドボなどを頂きました。最初にお通しのような感じで、なんともフォトジェニックなカラフルな蒸しパンのようなものが出てきましたが、蒸しパンよりも弾力がありモチモチと初めての食感で面白かったですよ。

 

パンシットとは「麺」という意味があるようで、野菜と一緒に炒めたものなので、日本の焼きそばにビジュアルもよく似ています。薄味ながらも、添えてあるカラマンシ―を絞りさわやかな酸味をプラスすることで食べ応えのある味になります。アドボもお肉が良く煮込まれているのでホロホロとやわらかくておいしいです!そして何といっても印象的だったのが、お水。なぜかきゅうりの味がするんです、、、普通レモンとかですよね?なんできゅうり入れたんだろう。と理解不能ですが、日本ではあり得ない感じがまた面白くて、旅のいい思い出です。

 

 

■暑いフィリピンならではの酸っぱいスープ 

 

 

ショッピングモールにあった ”Kuya J” もポピュラーなフィリピン料理のレストランですが、そこでも初めて味わうフィリピン料理に出会いました。

 

タイのトムヤムクンもそうですが、暑い国ではすっぱいスープが定番のようで、フィリピンにもシニガンという酸っぱいスープがあります。写真右下がそのスープで、お肉や野菜がごろごろ入ったポトフのような見た目ですが、その味はかなり衝撃。でも飲み進めるうちに慣れてきて、おいしく感じます。笑

 

この酸味はお酢での味付けではなく、材料にある豆?木の実?から出る酸味なんだとか。店員さんが注文時に、説明して下さり、外国人の口には合わないこともあるから味見してから頼んだら?と小皿によそったスープを持ってきてくれ、味見させてくれました。私には、え??という味だったのですが、一緒にいた友人がハマったようで注文し、深めの土鍋のようなものでテーブルに到着。私も自分の器によそって飲み進めるうちに、美味しく感じるようになり、しっかり完食させて頂きました。その他にも、シシグなどの定番料理も一緒に頂き、満足です。

 

周りのテーブルを見渡すと、食後のデザートにハロハロらしきものを食べている方も多く見かけられ、もしやハロハロがおいしいお店なのか?とも思いましたが、お腹いっぱいで食べれず、、、残念!

 

 

■野菜が足りないときはここ 

 

 

脂っこい料理が多いフィリピンなので、フレッシュな野菜が食べたいな、、、と口さみしくなった時には、”SaladStop!” に行ってみてください。

 

日本にも店舗がある ”SaladStop!” なのですが、結構値段が高くて、スープとセットにすると1,500円ほどしてしまいますが、フィリピンで食べれば価格もフィリピンレベルで日本の2/3ほどで食べられます!

 

既にミックスする野菜やドレッシングなどが決められているメニューと、カスタマイズできるメニューがありますが、どれもボールでの提供になるので、かなりボリュームがあり、野菜でしょ?とは侮れません。しっかりと満腹にしてくれます。

 

チーズ好きであればシーザーサラダがおすすめ。ドレッシングの他に、スライスされたチーズがかなり入っており、お野菜ひとつひとつに濃厚なしっかりと味がついているのでムラがなく、しょっぱ過ぎずちょうど良いです。すでにミックスする野菜なども決まっているサラダなので、店員さんとのコミュニケーションも必要なく、メニューを指さすだけでOK。

入っているクルトンも大きめカットのものなので、ドレッシングでふにゃっとならず、食感もザクザク楽しめます。スープもセットすれば、遅く起きた朝のブランチにぴったりで栄養も満点です。

 

 

■おしゃれカフェで休憩

 

 

マニラのカフェチェーン “Coffee Project” は表参道や代官山を彷彿させる落ち着いた雰囲気のカフェです。

アメリカ系のカフェチェーン店や現地のファストフード店などもたくさん店舗があるのですが、どこもBGMの音量がけっこう大きめで、お客さんもガヤガヤしていたりとけっこう、騒がしい印象。しかし “Coffee Project” はどこの店舗に行っても落ち着いた雰囲気で、ゆったりとリラックスタイムを過ごせます。

 

インテリアは独特なセンスが光りますが、緑との調和がステキな、癒し要素がいっぱいです。もちろん2~4人で座れる席もありますが、ひとりで座れるカウンター式の席もあり、Macを開いてカタカタ作業をしている方や、ゆっくり読書を楽しんでいる方もいらっしゃいますね。コンセントも完備されているので、旅の途中でスマホの充電がピンチなときも助かります。

 

私はひと休みするために利用し、コーヒーを頂きましたが、ショーウィンドウのケーキや、パイ、サンドイッチの他に、メニューにはパスタやホットサンドなどきちんとごはん系のお食事もありました。フィリピンでは甘い飲み物が好まれるようで、自動販売機やスーパーなどで売られている既製品のコーヒーは激甘が多いらしいのですが、こちらはきちんとバリスタ機器でドリップしますので、本格的なおいしいコーヒーです。やはり日本よりは物価が安いので、フィリピンの中では決して安くはないコーヒーですが、日本人からすればかなりコスパの高い空間だと思います。

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