ロシアの友達が手配をしてくれたおかげで、荷物も無事ホテルに届き一安心。(海外旅行保険に入っていたので、その間の必需品はすべて保険で賄えました)
ウクライナを出発し、飛行機でわずか1時間半ほどでベラルーシの首都、ミンスクに到着します。ミンスクから市内まではタクシーで片道1時間くらい田舎の高速道路を走りますが、それでも3000円くらいなので、とても物価が安いです。
ベラルーシには観光できる場所がほとんどありません。高いビルもなければ、ショッピングセンターに入るとただっぴろいスペースしかなく、人気もまばら。中心街も道がとても広く、何もない。
そんなベラルーシもなかなか行けない場所で、とても興味深かったです。
着いたら、まずはおなかが空いていたので、リンクの目の前にあるショッピングセンターの中のフードコートへ。フードコートの中にはベラルーシやロシア料理屋が数件、どこにでもある中華料理、サーティーワンアイスクリームがありました。
初日ということで、ここはベラルーシ名物のヴァレニキ。ヴァレニキとはジャガイモのおやきのことです。とてもおいしかったのですが、私はこの後お醤油をつけて食べました。
ベラルーシももちろんスケート観戦だったため、観光はほとんどできずじまいでした。
そのため、少しでも現地の雰囲気を味わおうと、毎回スーパーに立ち寄ることにしていました。
スーパーで見つけたのがイチゴとミントのお水です。イチゴとミントの水、正直味は想像できる、と思って買ったら全然違う味でした。イチゴ味のものの甘さ、イチゴシロップの甘さではなく、イチゴそのものを絞ったようなすっきりとした甘さで、ミントのさわやかさも強く、ガムを噛んでいるかのようなさわやかさでした。眠気もすっきりするため、私は毎日買っていました。
さすがに海外生活も2週間になると、アジア料理が恋しくなります。
そのため、ずっと気になっていた、フードコート内のアジアレストラン「信頼」に行きました。フードコート内だし、ベラルーシだし…と全く期待をしていなかったのですが、そこの豚チャーハンが本格的な中華料理屋の黒いチャーハンの味で、日本で食べてもおいしいと思う味でした。
ベラルーシのフードコートは注文してから作るスタイルなので、少し時間はかかりますが、青ネギが乗った濃い味のチャーハンの落ち着く味は絶品です。次は麺類も試してみたいと思う味でした。
観戦の間は基本的にご飯をあまり食べません。そんな時間がないから、なのですが。
その代わりに、ちいさなスイーツをたくさん買って入ります。
そのスイーツを少しご紹介します。
・エリサのヨーグルトジュース
これはヨーグルトジュースと言っても、水っぽさがほとんどなく、果肉もしっかり入っているいわばボトルに入ったヨーグルトです。
何種類も味があるので、その日の気分で飲んでいました。栄養補給にもなるし、とてもおいしかったので何本でも飲めてしまいます。
・コーヒーのおともになるワッフルとクリームのチョココーティング
これは見た目がおいしそうで買ったのですが、ワッフルがべっちょりしていて、味もとても甘く、単体で食べるのには不向きな食べ物でした。苦めのコーヒーと一緒におやつで食べるようなスイーツです。でもそこそこな値段した気がします…
・ビスケットとブラウニーのチョココーティング
冷蔵のお菓子ではチョココーティング系のお菓子がたくさんあります。
これも、先述のものもその一つです。これはワッフルよりも甘くなかったけれど、
ビスケットのサクサク感は皆無で、まあそんなものか…となる味でした。
そこそこにおいしかったので試してみてください。
・アリョンカのアイスクリーム
アリョンカはロシアにもウクライナにもあるメーカーですが、パッケージが国ごとに違います。この見た目だけでは何味だかわからないと思いますが、バニラアイスのチョココーティングです。日本でもよく見かけるパルムのようなアイスです。ソ連圏にはこのような形のアイスが多く、人気があります。こちらは純粋にとてもおいしいです!
この時はほとんど観光をしていないのですが、少し街並みを紹介したいと思います。
・アリーナシティ
今回の食事はすべてここで買ったり、食べたりしました。ミンスクアリーナという大きなアリーナの目の前にあるのでアリーナシティという名前です。
敷地が広いので、2階建ての建物になっていて、必要最低限のものはそろっています。ですが日本みたいな洋服などのお店はありません。土日は地元のお土産が買えるマーケットになります。
・ミンスク駅
ミンスクの玄関であるミンスク駅です。見た目は少しスタイリッシュですが、中はがらんどうの空間で少し古く、共産国家を感じさせます。もちろんWiFiはつながりません。ベラルーシはGoogle Mapも使えないため、事前の下準備が必要ですが、それすらも楽しい思い出です。
ベラルーシは特に観光をすることもなく、次の場所、リトアニアへと向かいます。
電車の切符はすごく大きくてかわいい色合いでした。
わずか電車で2時間という近さで、とても行きやすかったです!