フランスといえばおいしい食事! オシャレなカフェ! 素敵な公園にショッピング!
でもおいしいお店がありすぎてどうやって巡ろうか迷っちゃう…そんな皆様におすすめな一日パリ食事巡りの観光プランをご紹介します!
8:00~9:00
一日の始まりはおいしいパンとコーヒーから! パリはどこのカフェでもおいしいコーヒーとパンが楽しめます。
テラスでコーヒーを飲みながらゆっくりしたい方はサンジェルマン・デプレ駅を出たところのカフェがおすすめです。テラス席があるカフェが多く、大通りですが洒落た雰囲気なので、行きかうパリジャン・パリジェンヌの人間観察をしながら朝ご飯を食べることができます。
そして快晴の日はできればゆったり散歩をしながらおいしいパンを食べたいところ。そしてなるべくならチェーン店ではなく、有名なお店で食べたいですよね! そんな方にはDu Pain et des ideesがおすすめです。クロワッサンからお店自慢のエスカルゴ(デニッシュ記事でピスタチオペーストなどを巻いたもの)まで何を食べても絶品!
サンマルタン運河や少し歩くとビュット・ショーモン公園という大きな公園があるので、お散歩したり、ベンチでゆっくりしたりしながら朝ご飯を食べるのはいかがでしょうか。
12:00
昼ご飯はあまり重くないけれどフランスっぽいものを食べたいですよね。そんな時はモンパルナス駅の近くのガレット屋さんがおすすめです。モンパルナス駅の近くにはガレット屋さんが多く、どこで食べてもおいしく、手軽に食べることができます。モンパルナス駅も大きくモンパルナスタワーの展望台からはパリを一望できます。また、サンジェルマン・デプレにも近いので、奇跡のメダル教会に行ったついでにモンパルナスに寄ってガレットを食べるのも効率よく周ることができます。
おすすめのお店はLa Creperie de Josselinです! こじんまりとしたお店ですが、いつもたくさんの人でにぎわっています。いろいろな種類のガレットがありますが、筆者は玉ねぎとチーズが入ったガレットが好きです。ガレットにはシードルというりんごのお酒を合わせていただくのが定番です。デザートにはクレープを食べます。様々な種類のクレープがありますが、シンプルに砂糖とバターのクレープがとてもおいしいです。
15:00
3時のおやつは映画アメリの舞台になったモンマルトルのカフェでクリームブリュレとカプチーノがおすすめです。パリッと割れるカラメルと、甘いクリームの愛称は最高です。アメリの絵や雰囲気が味わえる、とてもおしゃれでインスタ映えするカフェになっています。
もう一つのおすすめはモンブラン発祥の地、アンジェリーナのモンブラン。日本でも時々出店されますが、本場のカフェで紅茶と一緒に頂くモンブランは格別です。並ぶことも多いですが、かわいい内装とおいしいケーキは並んだことを忘れてしまうくらいの価値があります。
それでも並ぶのが嫌だという方は、テイクアウトをして外で食べることもできます。フォークを持っていれば目の前にあるチュイルリー公園で噴水を見ながらモンブランをいただく…なんてことも。
アンジェリーナのお店には、チューブタイプのマロンクリームやマロンジャムなども売っているため、甘いもの好きな方のお土産にもぴったりです。
18:00
夜はおしゃれにビストロでフランス料理。高級フレンチもいいけれど、地元の人が行くようなカジュアルなビストロにも行ってみたい。そんな方におすすめのビストロを2件紹介します。
L’assiette
モンパルナス近くにあるこじんまりしてアットホームなビストロです。ワインもおいしく、接客もよく、女性一人で行っても満足できました。いろいろおすすめを教えてくださったり、話しかけてくださったりとパリ観光の良さを味わえるお店です。地元の人も良く訪れるので、和気あいあいとした雰囲気を感じることができます。
おすすめのメニューはカスレです。たくさんの野菜や豆と煮こまれた牛の頭のお肉はとても柔らかく、口の中でほろっと溶ける最高の味でした。赤ワインとバゲットと合わせるともう至福のひと時です。
Le Bouillon Chertier
パリ中心部の近くにある大衆向けのビストロです。予約ができないため店内はいつも混雑しています。そのため、開店直後など早目の時間に行くといいでしょう。
かなり安価で前菜、メイン、デザート、ワインと楽しめるので、大勢で行ってシェアするのがおすすめです。ワインもグラスもありますが、デカンタがとても安いので大勢で行く際は一つデカンタを頼むといいと思います。紙のテーブルクロスに注文を書くのも大衆居酒屋らしく面白いです。
おすすめのメニューはタルタルステーキです。タルタルステーキとは洋風ユッケ、つまり生肉です。生の牛肉を香草やピクルスなどと一緒に和えたさっぱりとした一品、ぜひ召し上がってください!
21:00
ディナーも済んだところで、一日の締めはバーで素敵に一杯。
シャンゼリゼ通りの夜景の中を歩いているとすでに夢のようですが、少し曲がるとガイドマップには載っていない、穴場のバーがあります。それはラデュレバー。マカロンやケーキで有名なラデュレが、シャンゼリゼ店の裏でひっそりとやっている穴場のバーです。外に看板も出ていないため、ラデュレに並んでいる人を横目で見ながら曲がったところにある銀色の扉を開けるとそこは大人の世界。
マカロンの味をモチーフにしたマカロンカクテルなどのお酒をいただけるシックな空間が待っています。もちろんラデュレの店舗にあるケーキやマカロンも食べることができます。
一日の最後は甘い夢に浸ってみるのはいかがでしょうか。
■まとめ
パリの一日食事巡りいかがだったでしょうか。
市場でファラフェルを買う、近くのレストランに入る、などなどパリはどこで食べても基本おいしい食事が出てきます。直感で素敵だと思ったお店に入るのもありですが、穴場のお店など、参考にしていただいて、楽しいパリ旅行にしてくださいね!