美食の国ベルギー! ですがベルギーと言われてもなかなかピンとくる方はいらっしゃらないのではないでしょうか。実はベルギーはスイーツから食事までおいしいものが目白押し!
今回はパリから1時間半で行ける美食の国、ベルギーの首都、ブリュッセルでの食べ歩きでおすすめなものをベルギーの友人から聞いた地元の流行りを合わせてご紹介します。
ベルギーといえば日本でも最近よく見かけるベルギーワッフルの発祥地です。
実はベルギーワッフルには2種類あることをご存じでしたか?
一つはふわふわのワッフルに生クリームや果物などをトッピングして食べるブリュッセルワッフル。もう一つは日本のコンビニなどでもよく見かける、ワッフルの記事の中に砂糖やチョコレートチップなどが練りこまれているリエージュワッフルです。
もちろんリエージュワッフルもブリュッセルで食べることが可能です。食べ歩きには持ちやすいリエージュワッフルがおすすめですが、立ち止まってでも生クリームがたっぷり乗ったブリュッセルワッフルをほおばる瞬間は格別です!
ブリュッセルワッフルは観光地であればどこでも食べることができます。小便小僧の目の前にはお砂糖を振りかけただけの1ユーロのものから、たくさんトッピングが乗った5ユーロ以上するものまで、ブリュッセルワッフルを売るお店がたくさんあるので気に入ったトッピングのものを食べてみてください!
筆者のお気に入りはベルギーで有名なお菓子でシナモン風味のスペキュロスのペーストにイチゴを乗せたものです!
ゴディバ、ノイハウス、ピエールマルコリーニ、ヴィタメール、レオニダスなどバレンタインの時に祭事場でよく見る高級チョコレートブランドはベルギーのブランドのものが多いです。そのためブリュッセルの街中を歩いていると高級チョコレートブランドの路面店がたくさんあります。路面店なのでウィンドウショッピングだけでときめいてしまいます。様々なトリュフやボンボンショコラが宝石のように輝くショーケースや、窓ガラスに映るきれいな内装を見ているだけでお土産に買いたくなること間違いなしです!
特に筆者のおすすめは、ブリュッセルの穴場スポット、ゴディバアウトレットです。目立つ看板もなく、内装もとても質素なので分かりにくいですが、ゴディバの工場に直結しており、格安でたくさん買えるという天国のような場所です。
規定外のものがそのまま型に入ったまま試食コーナーに山積みされていて食べ放題、一粒200円くらいのトリュフが20個くらい袋詰めになって、4袋で30ユーロ(約3500円)など一生分のゴディバを食べたのではないかと思うほど、満足するまで楽しむことができます。包装してある贈答用のものもアウトレット価格で買えるため、お土産にぴったりです。
目の前にはとても大きな大聖堂があるため、観光しながら行くのも楽しいです!
フリットとはフランス語でフライドポテトのことです。最近日本でもフライドポテト専門店が増えてきましたが、ベルギーではフリットは国民食、ステーキでもムール貝でも何を頼んでも付け合わせに必ず出てきます。そしてもちろんベルギービールと一緒に食べるフリットは最高!ということで専門店もたくさんあります。
地元の若者の食べ方の一つで、ホットドッグのパンの中にお肉とレタスを挟み、その上にフリットをたくさん乗せてソースをかけるというものがあります。すごく食べにくそうなので筆者はそのように食べたことはないですが、街中では時々見かける食べ方です。
たくさんの専門店がある中で、地元民が一番おすすめしてくれたのがブリュッセル証券取引所の目の前にあるFlitlandというお店です。ソースを20種類近くの中から選ぶことができ、揚げたてのからっとさくっとしたポテトの上にのせてくれます。マヨネーズやケチャップなどの大道もありますが、ピクルスソースやアメリケーノソースなど珍しいものも多いのでぜひトライしてみてください! 常に地元客で混雑しておりますが、基本食べ歩きのお店なので回転はとても速いです。地元民に愛されるお店でブリュッセルを満喫してはいかがでしょうか。
ストゥンプはベルギーの地元民おすすめの現在のベルギーの若者たちで大流行しているファストフードです。手軽に野菜が摂取できるということで近年注目され始めています。
そもそもストゥンプはジャガイモをマッシュ状にしたものに香草や野菜を混ぜ込んだもので、フリットと並んで付け合わせの定番です。家庭でもよく作られます。
では、なぜこれが人気になったのかというと、ホットドッグのパンに野菜たっぷりのストゥンプ、大きなソーセージ、サラダ、野菜ソースをかけたストゥンプドッグが食べやすくて、おいしくて、野菜も摂取できるということで健康的なファストフードとして人気になりました。
筆者のおすすめはBe my StoempというSaint-Geryホールというイベント会場の中にあるお店です。自分で野菜とソースを選ぶこともできますが、イタリアンなど5つの決められたメニューもあります。イベント会場といっても普段は数件のバーやお店が立ち並び、真ん中に置かれた椅子に座ってゆっくり飲みながら過ごすという非常に居心地のいいところです。内装も少しエキゾチックでおしゃれなので穴場スポットとして中でゆっくりするもよし、テイクアウトで持ち出してもよしな流行りのストゥンプ、ぜひご賞味ください!
まとめ
いかがでしたか? 美食の国ベルギーはおいしいものがたくさん! ブリュッセル市内は小さいので、歩いて周れる距離にたくさんのお店があります。皆さんもぜひおなかをすかせて、食べ歩きをしてみてくださいね!