イスラエルの政治・経済の中心地テルアビブは中東有数の国際都市として発展を続けています。テルアビブ南部はJaffa(ヤッフォ)と呼ばれるエリアで紀元前１４世紀の文献にも出てくる古い港町です。海をバックに石畳の古い街並みと再開発エリアが共存し、アーティストの工房やブティック、ギャラリーなどが点在する人気のエリアです。
ヤッフォエリアのシンボル、時計塔から徒歩5分ほどのところにあるコンテンポラリートルコ料理レストラン”Onza”は、国際色豊かなテルアビブのバイブを肌で感じることのできるとっておきのレストランです。
レストラン周辺は、お洒落なヴィンテージ家具のインテリアショップや雰囲気の良いカフェ、バーが多くあり、そぞろ歩きにもぴったりです。
私達の訪れた土曜の夜は、すごい人出でどこのレストラン、バーも大変な賑わいでした。
泊まった宿のオーナーさんがオススメしてくれた”Onza”。地元の新鮮な食材を使ったコンテンポラリートルコ料理が味わえるとのこと。予約をしてなかったので夜のオープン18時ちょうどに行きました。なんとか野外のテーブル席を確保できましたが、程なくほとんどのテーブルが埋まっていたのでできれば予約した方が確実かもしれません。
店内はカウンターの照明が印象的なモダンなインテリアで、暗めの照明が大人な雰囲気。店内を包むBGMもおしゃれです。カウンター席にテーブル席、二階は大人数用のテーブル席がありました。お店の前の石畳の路面にはテラス席も出ています。客層は子連れ家族もいましたが、大人のカップルやお洒落な若者グループが多い印象です。ヘブライ語や英語、アラビア語などが飛び交う多国籍ぶりはさすがテルアビブです。
気になるお料理は、地元の新鮮な食材にハーブとスパイスで魔法をかけたような絶妙なフレーバーの斬新なトルコ料理。どのお料理も絶品でした。
色鮮やかなハーブのアクセントのきいた盛り付けや使われている食器もおしゃれで目も楽しませてくれます。
中でも、トルコ版ピザのような”Pide”はマストトライ。私たちの食べた”Pide” Lamb Bacon & Shrimpは、運ばれてきたときは大量にのせられた緑のルッコラに一瞬驚きましたが、羊肉のベーコンにプリプリの海老がマッチしてクセになる美味しさです。
店員さんはとてもフレンドリーでプロフェッショナル。料理の説明やオススメをどんどん教えてくれますので積極的に聞いてみてください。Onzaでは数皿を皆でシェアして食べるのをオススメしているのだとか。
ナスのディップやターキッシュブレッド、トマトサラダなどのトルコ風前菜Meze(メゼ)が22~42NIS*(日本円で700~1,300円程)、メインは68~138NIS*(2,000~4,500円程)。魚料理やサーロインステーキはお高めです。
4人家族の私達は前菜２種類、メイン3種類をオーダー。家族全員とてもお腹が空いていたのと、一皿の量はあまり多くないので、あっという間に食べ終わってしまいました。あともう1品オーダーしても良かったかもしれません。(結局、小腹が空いて帰り道にシャワルマサンドを買い食いした私達です。笑)
Onzaオリジナルのカクテルの種類も豊富でしたので、こちらもオススメです。お会計にサービス料は含まれていないので、もしサービスに満足したら料金の10~15%程のチップを渡たせればスマートですね。
こちらのレストランのコンセプトは”Food & Vibe”。テルアビブのヤッフォエリアならではのバイブを感じるお洒落な空間で絶品コンテンポラリートルコ料理を味わうならぜひOnzaに足を運んでみてください。
Onza
住所: Rabbi Hannina St. 3, Flea Market Jaffa, Tel Aviv
営業時間: ランチ営業は金・土のみ 12:00-16:00
ディナー 日〜土 18:00-23:30
Mail: onza@onza.co.il
